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プレーオフ第3戦は投手戦に 1-0の接戦の勝者は?/KTが和歌山で初のキャンプ<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
先発し好投のイム・チャンギュ(右。写真:LGツインズ/初報から差し替え)

サムスンライオンズ(公式戦2位)がLGツインズ(3位)に連勝し迎えたプレーオフ第3戦は投手戦となった。

LGは準プレーオフで2勝を挙げた先発のイム・チャンギュがこの日も好投。6回途中まで84球を投げて散発3安打、サムスン打線に得点を与えなかった。

LGはポストシーズンではリリーフを務めるエリーザ・エルナンデスが、イム・チャンギュの後を継いで2番手で登板。9回まで60球を投げて2安打無失点。第1、2戦と2ケタ得点を挙げたサムスン打線を完璧に抑えた。

一方のサムスンも4回途中1安打無失点の先発ファン・ドンジェの後を、6人の投手が好リリーフで繋いだ。

試合は5回裏、LGが1番ホン・チャンギの犠飛で挙げた1点が両チーム唯一の得点。LGが1-0で勝利し、LGは対戦成績を1勝2敗としてポストシーズン脱落を逃れた。

プレーオフ第4戦は18日に第3戦と同じくLGの本拠地チャムシル球場で行われる予定だが、明日夜のソウル地方は雨の予報が出ている。プレーオフは5試合3戦先勝制。

⇒ ポストシーズン日程表(ストライク・ゾーン)

映像:両チーム唯一の得点の犠飛(KBO公式YouTubeチャンネル)

◇10月17日(木)の結果

・プレーオフ 第3戦

 LG 1 - 0 サムスン(チャムシル)

 勝:イム チャンギュ

 敗:イ スンヒョン#57

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「KTが和歌山で秋季キャンプ」

KTウィズが今月21日から11月18日まで、和歌山県上富田町の上富田スポーツセンターで秋季キャンプを行うと発表。イ・ガンチョル監督以下、1軍コーチ陣が率いる。選手は若手中心ながらムン・サンチョル内野手、ペ・ジョンデ外野手らの一部主力選手も含む26選手が参加する。同地でのKBO球団のキャンプ実施は初めて。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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