こんにちは、地域クリエイターのずんだです。
みなさん、仙台には干支の守り本尊のお寺や神社があるのを、ご存知でしたか？

守り本尊とは、一生を通して守ってくださる守護神のことで、生まれ年の干支できめられているそうです。来年、令和４年寅年の守り本尊は虚空蔵菩薩（こくぞうぼさつ）様。

寅年生まれでなくても、寅年に是非参拝しておきたい『虚空蔵堂 大満寺』をご紹介します。

『虚空蔵堂 大満寺』は、仙台駅から車で約10分ほどの太白区向山にあります。
大満寺は、奥州藤原氏が創建したと伝えられ、約８００年の歴史を持つ曹洞宗のお寺。
『虚空蔵山 大満寺』の境内は思ったより広いので、ちょっとした散策にもオススメです。

山門を入っていくとお堂がみえてきますが、その前の歩道を右側へ歩いて行くと立派な鳳凰殿が。

さらに歩道を歩いて、駐車場の端っこの方まで来ると、虚空蔵堂へ上る階段が見えてきます。
さあ、ここから参道の石段を登って行ってみましょう。

塩竈神社ほどではありませんが、けっこうな石段です。
石段は滑りやすくなっている可能性がありますので、足下には十分ご注意ください。

150段くらいあったかな？
息切れしながらも、ようやく到着！

正面には虚空蔵堂。江戸時代初期の代表的仏道建築だそうで、重厚感があります。
虚空蔵（こくぞう）とは、宇宙のような無限の知恵と慈悲の心が収まる蔵(貯蔵庫)のこと。
虚空蔵菩薩様は、人々の願いをかなえるため、知恵や記憶力、知識を虚空蔵から取り出して与えてくれる、ありがたい仏様。成績向上、記憶力増進、頭脳明晰、商売繁盛、技芸向上にご利益があると言われています。

後ろを振り返ると、八角形のお堂に十二支全部の八体のご本尊様がいらっしゃいました。

虚空蔵堂から左手には、十二支の石像が並んでいます。

『虚空蔵堂 大満寺』は今年の干支、丑年の守り本尊でもあります。
たくさんの方になでられているのでしょう、お鼻がピカピカになっています。私もなでなで。

そして来年の干支『とら』。

写真をとった時にちょうど太陽の日が差し込んできて、縁起がいい感じでした！

虚空蔵堂の境内の奥からは、、、

仙台の街並みが一望！
眼下には広瀬川がゆったりと流れています。

御朱印もしっかりいただいてきました。

あろう事か御朱印帳を忘れて行ってしまったので、書き置きの御朱印をいただき、帰宅後に御朱印帳に。

寅年になる前にお参りに行かせていただきましたが、来年、またお参りに行きたいと思います。
2022年が良い年になりますように。皆様もぜひお参りに行ってみてくださいね。