今日から自転車の右側走行完全禁止。しかし周知が足りていないのでは?
本日12月1日から、これまでは認められていた路側帯における自転車の右側通行も禁止されることになりました。これで道路の右側通行は完全に禁止されたことになります。
NHKによると、路側帯の右側通行が禁止されたのは「自転車同士の衝突事故が耐えなかったため」とのことです。
ただ、前回の記事でも書きましたが、この道路交通法の改正、やはり周知が足りていないのではないでしょうか?
自転車の右側走行(逆走)が遅くとも12月13日から禁止に。違反者には5万円以下の罰金(篠原 修司) - 個人 - Yahoo!ニュース
毎日新聞によると、ボクの住む福岡県でも11月から街頭キャンペーンを始めたそうですが、普段自転車で移動しているボクはそれに出会った覚えがありません。
朝の通勤・通学時間帯に移動しないせいかもしれませんが、これでは普段ニュースを見ない層の自転車乗りには周知できていない可能性が高いです。つまり、今までと同じように事故が起きるのは目に見えています。
交通ルールの学習、小学生から始めよう
厳しいことを言うようですが、警察の方には啓発チラシなどの配布よりも、各小学校での交通指導を行って欲しいものです。小さいころから覚えていれば、それが自然とルールになります。
ぶっちゃけ、反抗期の中学生や高校生、それに目上の者を敬え主義の老人に「右側通行禁止です」なんて言ったって、素直に言うことなんか聞いてくれませんよ。そのくせ彼ら若年者層と高齢者層の事故率が高いんです。
だから、自分のなかのルールができあがる前の小学生の段階で、右側通行禁止のルールを覚えて貰いましょう。そうすれば、大人になってもそれが“当たり前のこと”になります。ルールとか難しい話ではなく、それが普通になるんです。
小さいお子さんがいるご家庭は、今のうちから自転車の交通ルールを教えましょう。自分の子供を加害者にさせないためにも、そして、何より事故に遭う確率を減らすために大事なことです。
今回の道路交通法の改正で、自転車の事故、少しずつでも減っていくといいですね。