セルフビルドで3畳の倉庫が完成!建築にかかった費用と、倉庫ができるまで #42
開拓地でのセルフビルド、ついに一つ倉庫が完成しました。今回はその倉庫制作にかかった費用と、建築時に感じた色々なことをお伝えしていこうと思います。
まず最初にトータル金額からお伝えします。
セルフビルドで3畳の倉庫にかかった費用は¥327,966になります!
この内訳は後ほど記載しますが、制作の期間は2ヶ月半。建築キットを買うのではなく、自分たちで作ってみたかったので費用、労力、時間は度外視しています。
予定していた「倉庫」から「小屋」へ計画変更
当初倉庫をセルフビルドする予算は15万〜20万でした。ですが、計画を変えて「倉庫」からある程度居住できる「小屋」として建築計画を変えて行ったのです
理由としては、今後開拓地を開拓していく拠点として、そして次に造る居住するための小屋の練習としてある程度作り込みことにしたのです。それに伴い、予算がぐっと上がってしまいました。
ウッドショックで木材が高騰
とにかく建築のベースとなるのは木材ありきなのですが、この木材が今高騰していて、昔DIYしていた時よりも倍近い値段になっているように思います。
倉庫作りが始まってからホームセンター通いが日課になってきますが、一人が買える木材の量も決まっており、かつ行く度に品揃えが変わったりします。特にツーバイフォー材が数本しかなかったり、合板が9mmと12mmが交互に並んで欲しい厚さがない時もありました。
費用の内訳について
では、約33万円の内訳についてお話していきましょう。全て記載するととんでもない量になるので、種類に分けてお伝えしていきます。ちなみに、一部しか使っていないものもありますのでご理解ください。(釘や防草シート、屋根のルーフィングはまだ余っています)
- 基礎部分 ¥37,270(沓石やモルタルなど)
- 針葉樹合板 ¥37,473(床や外壁、天井用)
- OSB合板 ¥7,788(内壁用)
- 石膏ボード ¥2,622(内壁用)
- 漆喰 ¥7,158
- 木材 ¥118,135(全ての木材)
- 屋根材 ¥21,547(オンデュリンやルーフィングなど)
- 雨樋関連 ¥9,230
- 防水シート ¥3,121
- 防草シート関連 ¥4,738
- YKKAP窓 ¥24,320
- 塗装 ¥12,570(防腐剤や松墨など)
- 外壁用ガルバリウム波板 ¥11,752(木材の杉板は除く)
- 金具 ¥9,853(鍵やヒンジなど)
- 断熱材 ¥3,168
- アクリル板 ¥8,228(FIX窓用で一部しか使用していません)
- 釘ネジ類 ¥6,549
- その他 ¥2,444(ボンドや防水テープ)
やはり一番費用として重くのしかかってくるのが「木材」です。ですが、この木材が一番高騰しているんですよね(汗)
コロナによる影響でウッドショックが起きていなければ、30万という大台には乗らずに建てられたのではないかなと思います。また、ミスをして買い直した物や意外と不要だったものもあるので、慣れている方であればもっと安くビルドできるのだろうなと感じました。自分たちも次の小屋制作にこの経験を活かしていきたいと思います。
今回は倉庫建築にかかった費用と簡単な内訳をお伝えさせて頂きましたが、どのようにセルフビルドしていったのかはぜひ動画をご覧ください。
そして最後に。
初めてセルフビルドするのであれば、いきなり大きな物ではなく小さな倉庫から作ることをオススメします。本当に勉強になりましたし、やってみないと気付けなかった「疑問点」にも実際にビルドして分かりました。
本当に大変な労力でしたが、好きなように、好きな方角に建てられ、なにより愛着がとても湧きます。次は居住するための小屋を建てていきますので、良ければフォローしてまたご覧ください!
KAGARIBI けい
〜プロフィール〜
お酒好き夫けい。飲むより食べる方が好き妻ゆか。田舎の山にセルフビルドで家を建築中。
ブログのコメントいつもありがとうございます。返信機能が無い為お返事できなくてすみません。
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「KAGARIBI バンライフでキャンプ場を作る夫婦の日常」