【京都】宇治市『源氏物語』ゆかり与謝野晶子没後50年と宇治市制40周年を記念して建てられた歌碑巡り♪
『源氏物語ミュージアム』の南側入り口より、「さわらびの道」を「宇治上神社」方面へ歩くと、『源氏物語』ゆかりの歌碑があります。
源氏物語ミュージアムに関しての過去関連記事をご参照ください→
『源氏物語ミュージアム』特別企画展 『源氏物語』が呼んでいる ─拡がる古典の世界─
「さわらびの道」から大吉山への登り口、山麓の樹木の繁る一角に立つ大きな石碑が目印です。
総 角(第四十七帖)
【あげまきに長き契りを結びこめ おなじ所によりもあはなむ】(薫)
こちらの歌碑には宇治十帖の十首が晶子の真筆で刻まれています。
与謝野晶子没後50年と宇治市制40周年を記念して建てられた歌碑です。
『源氏物語』にひかれ紫式部を師と仰いていたという与謝野晶子です。
総角の「こころをば火の思ひもて 焼かましと 願ひき身をば 煙にぞする」という句をはじめ、さまざまな歌が書かれています。
この近辺には、他にも『源氏物語』ゆかりの石碑や立札があります。
世界遺産「宇治上神社」や「宇治神社」そして「源氏物語ミュージアム」などを訪れながら石碑を探索するのも面白いですよ♪
源氏物語終幕の地にある石碑
住所:宇治橋東岸から続くさわらびの道沿い