「いらっしゃい！」と笑顔で出迎えてくれるのはモロッコ人のヒラリさん。

ここは八幡西区光貞台交差点すぐ近くにある　restaurant　Orobi（レストラン　オロビ）

ヒラリさんがオーナーシェフのこのお店は2年前にオープンしました。

2002年に日韓ワールドカップを観戦するために来日。

その後、語学学校や中学校で英語を教えており、2020オリンピックでは通訳として活躍されたとのことです。

そんなヒラリさんがなぜレストランをオープンさせたのかを聞いてみると

「外国の料理を紹介すること。外国人住民と日本人の間で文化や言語の交流を行い、人々の相互理解と尊敬を高めるため」だと教えてくれました。

ヒラリさんは、フランス語、英語、アラビア語、日本語などが堪能なので、近隣の大学院の留学生をはじめ、珍しい外国料理にひかれて日本人も多く訪れます。

イスラム教徒の人たちには、ハラール（イスラム教徒が食べてよいもの）と呼ばれる料理も提供できるので、安心しておいしい料理が食べられると喜ばれています。

頼もしい相棒さんたちとともに

オロビには、ヒラリさんのほかに、ヒラリさんの友人であるエチオピア女性と、アルバイトの大学生がいます。

彼女たちとの会話も楽しみです。

美しいモロッコの風景

店内には、モロッコの風景を描いた絵画があり、

「モロッコは美しく、安全な国なのでぜひ日本人に訪れてほしい」とヒラリさん。

私もいつかぜひ行ってみたいです。

シーシャを試してみませんか？

棚に飾られた美しい照明器具、一番上には、日本では珍しいシーシャ（水たばこ）もあり、異国情緒を感じられます。

やっぱりケバブは最高！

いまや、屋台でもおなじみのケバブは、ラム肉、鶏肉、牛肉の3種類があり、店内で食べられるのはもちろん、テイクアウトでも、大人気のメニューです。

私のイチオシ！ボンバライス

私のイチオシは、ボンバライス。

チキンと玉ねぎ、スパイスなどが入っており甘辛く、どこか日本食にも似た味で病みつきになります。

ちょっと辛口なので、お酒に合うそうですが、私には辛すぎるので、いつも甘口を注文しています。

甘口にするとお子様にもおいしく食べていただけます。

たくさんのおいしいメニュー

メニューには、モロッコ料理のタジン鍋やクスクスがあり、特にタジン鍋がテーブルに届いて、ふたを開けた瞬間の湯気は、最高のアトラクションだと感じます。

苦手だったラム肉を克服したメニュー

苦手だったラム肉を私が食べられるようになったのは、オロビのおかげです。

昔、ラム肉を食べたとき、独特のにおいを感じ、それ以来、一切口にしていませんでしたが、ここのラム肉なら何本でも大丈夫！

ラム肉に苦手を感じている人には、入門編としてお勧めします。

食後にはデザートをどうぞ

おいしい食事のあと、デザートはいかがですか。

甘い甘いスィーツと、アラビアンコーヒーや、モロッコティー、トルコティーなどのほろ苦い飲み物との組み合わせは最高です。

毎月変わるメニューはお楽しみ

北九州市で、おいしい本場のモロッコ料理や、国際交流を楽しみたい人には、ぜひOROBIをお勧めします。

メニューは毎月変わるので、来店するのが楽しみになります。

値段も変動するので、来店時に、メニューをご確認ください。