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【北九州市若松区】仲哀天皇、神功皇后ゆかりの神社~若松惠比須神社

さくらはなこ北九州Webライター(北九州市)

若松惠比須神社は今からおよそ1800年前、仲哀天皇が神功皇后とともに筑紫野の国へおいでになった際、

お供をしていた武将の、武内宿禰(タケノウチノスクネ)の命で海底から見つかった光り輝く霊石を御神体としたのが始まりです。

北九州市八幡西区の地名、「皇后崎」は神功皇后の名前が由来となっています。

若松のシンボル若戸大橋

若松のシンボル、若戸大橋の真下にある、若松惠比須神社。

地元では「おえべっさん」として親しまれています。

惠比須、という名前からもわかるように、主神である事代主神は「惠比須さま(蛭子さま)」、大国主神は「大黒さま」と呼ばれ、いずれも人々に幸福と財宝と長寿とを授けられる、慈愛の心に満ち溢れた神様として、親しみ敬われています。

経済界の方々からの信頼も厚く、玉垣(寄進者の名前と寄進額を刻んだ柵になっている石柱)には、昔の著名な方々の名前が刻まれています。

方位石~市指定有形民俗文化財

「方位石」とは方位を見定めるための石で、科学的な天気予報が行われなかった時代に、港の一角の小高い山に置いて天気予測を行ったり、海上交通安全祈願のために社寺に奉納したり、単に方角を見るために設置されたりしたものです。

若松惠比須神社の方位石の由来ははっきりとしていないそうですが、江戸時代末期のものではないかとのこと。

子煩悩な狛犬

阿吽の狛犬。右:阿形(あぎょう)左:吽形(うんぎょう)
阿吽の狛犬。右:阿形(あぎょう)左:吽形(うんぎょう)

本殿へ向かう参道の両端には1対の狛犬。

阿吽(あうん)の阿形(口を開けている方)には、玉と1体。

阿吽(あうん)の吽形(口を閉じている方)は1体を胸に抱き、背中にも1体。

子どもがいるのは「子取り狛犬:子孫繁栄」

玉を持っているのは「玉取り狛犬:家運繁栄(転がるように)」

阿形はオス側と言われ、子供までいるのは珍しいそうです。

1体で、2つの御利益!

すごく縁起がよさそうです。

若松惠比須神社では、厄祓(八方除け含む)、除災招福、商売繁昌、縁結び、安産、お宮参り、七五三詣、家内安全、車清祓、病気平癒(健康)、交通安全、学業祈願、合格祈願、企業安全祈願(工事など)、海上安全、大漁満足、還暦祝い等 年寿祭、神棚祓い、各種ご祈願承っているそうなので、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

(さくらはなこ)

若松惠比須神社

住所:福岡県北九州市若松区浜町1丁目2-37

   若戸渡船から徒歩8分

電話:093-771-1156

FAX:093-771-1182

御祈祷受付時間:9時半~15時

駐車場:2台

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北九州Webライター(北九州市)

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