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混浴でも大丈夫!?湯あみ着常備で気軽に入れる群馬県・老神温泉「金龍園」

泉よしか女子目線温泉ライター

温泉ライターの泉よしかです。最近たまに"湯あみ着"がニュースになるのを目にしますが、みなさんは湯あみ着をご存じですか?

湯あみ着とはお風呂専用のウェアで、混浴温泉などで主に用いられます(湯あみ着不可の温泉もあります)。

でもよほどの温泉好きや混浴によく行く人でないと、マイ湯あみ着は所有していないかもしれませんね。今回はそんな方にもおススメの群馬の温泉旅館をご紹介します。

群馬県の老神温泉は混浴率が高い?

群馬県利根郡の老神温泉は日光二荒山の神様とバトルして、傷ついた赤城山の神が傷を癒したと伝わる温泉です。

しかし近年は廃業した旅館もあり、ちょっと元気がない印象。それは逆に穴場ポテンシャルは高いのに空いているスポットとも言えます。お出かけする価値ありですよ。

また群馬県は意外と混浴のある温泉が少ないのですが、その中で老神温泉は混浴率が高い温泉地でもあります。

金龍園の館内。階段には車いす用の設備あり。
金龍園の館内。階段には車いす用の設備あり。

老神温泉 金龍園の混浴露天風呂が安心の理由とは

今回ご紹介する「金龍園」はそんな老神温泉の老舗旅館。熱めの老神温泉7号泉と、ぬるめの老神温泉8号・10号混合泉の2種類の源泉を使用しています。

女性用脱衣所に用意された湯あみ着、自由に使えます。透けません。
女性用脱衣所に用意された湯あみ着、自由に使えます。透けません。

そして脱衣所には湯あみ着完備。持参しなくても自由に使えます。これはありがたい!

金龍園の湯あみ着を広げるとこんな感じ。体形を選びにくいラップタイプです。
金龍園の湯あみ着を広げるとこんな感じ。体形を選びにくいラップタイプです。

しかも女性だけでなく男性用脱衣所には男性用湯あみ着まで。お宿のこういう心遣いは本当に助かります。

男性用脱衣所の男性用湯あみ着
男性用脱衣所の男性用湯あみ着

男女ともに湯あみ着を着用すれば、安心して混浴露天風呂に出られますね。それでは露天風呂に行ってみましょう!

金龍園の混浴露天風呂
金龍園の混浴露天風呂

おお、いい感じの見晴らし。ほどよい開放感。

ここにご夫婦やカップルで入って、夜空を見ながら語り合うとかロマンティックじゃないでしょうか?

内湯は混浴と女性専用あり

混浴の内湯
混浴の内湯

混浴の内湯もあります。女性には別途専用の内湯があるので、ある意味女性の方が入れるお風呂が多くてお得な感じかも。

女性用の内湯
女性用の内湯

女性専用の内湯はなんと吹割の滝を見ながら入浴する趣向。レトロな雰囲気がたまりません。内湯は露天風呂より熱い源泉を使っているので、最後に内湯で温まってから出るのもオススメです。

宜しければ動画もご覧ください。前半が混浴露天風呂で、後半が女性専用内湯です。

貸切露天風呂には小海老みたいな湯の花も!?

展望貸切露天風呂の脱衣所
展望貸切露天風呂の脱衣所

金龍園にはもう一つお風呂があります。それは展望貸切露天風呂。こちらもご紹介しましょう。

……と、その前に。

貸切露天風呂脱衣所の椅子の足が!

ね、ねこちゃん!?

いえいえ、貸切風呂はこっち。まだ浴槽も壁も張り替えたばかりでめちゃめちゃ綺麗です。眺めもいい!

浴槽が明るい色なのでお湯の中に漂う湯の花もよく見えます。白っぽい湯の花もありましたが、目を引くのはこれ。朱色の大きな湯の花で小海老みたい。

朱色の湯の花も
朱色の湯の花も

日帰りは休止中、だからこそ泊まってゆっくり入りたい金龍園の温泉

金龍園の温泉は柔らかいゆで卵臭で、入ると肌がするんするんと滑るようになる美肌湯。いいお湯なんです。

2022年5月時点では日帰り入浴は休止中なので、ぜひ宿泊してゆっくりこのお湯にお入りください。宿泊者しかいないため、落ち着いて入浴できますよ。

最後にお部屋と食事も簡単にご紹介します。客室数は15室。落ち着いた和室です。

食事は少し味が濃いめですが、山の幸中心で天ぷらはアツアツ。デザートまできっちり美味しいです。朝食後はロビーに席を移してコーヒーをいただきました。

というわけで、混浴というとなかなか入りづらいと思う方もいると思いますが、こちらは混浴初心者でも入りやすいオススメの温泉です。老神温泉の静かな環境を満喫しに、ぜひお出かけしてみてください。

吹割の滝も近くです
吹割の滝も近くです

老神温泉 金龍園
住所:群馬県沼田市利根町老神592番地
電話:0278-56-3021
公式サイト:老神温泉 金龍園

女子目線温泉ライター

温泉&旅行情報ライター。有名温泉から穴場の温泉まで、秘湯、旅館、ホテル、共同浴場、スーパー銭湯や絶景温泉など日本全国、思わず行ってみたくなる温泉やオトクな旅行情報を発信します。取材のご依頼は、公式サイト「子連れ温泉ガイド」メールフォームかSNSのメッセンジャーからご連絡ください。 温泉ソムリエマスター/温泉観光実践士/サウナ スパ健康アドバイザー/温泉ビューティー&ダイエットソムリエ

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