【福井市】NHK大河ドラマで話題!福井市と徳川家の繋がりをご紹介
現在、放送中のNHK大河ドラマ「どうする家康」によって全国の大河ドラマファン・歴史ファンの方々から福井市は注目が集まっています!
そこで今回は徳川家とゆかりのある歴史スポットと福井グルメをご紹介します♪
1)福井城址
福井県庁と福井県警が今はある福井城址は、天正3年(1575年)に福井城が建てられた場所です。
福井城は、徳川家康の次男・初代福井藩主 結城秀康(松平秀康)が6年の歳月をかけて慶長11年(1606年)に完成しました。福井城址内には結城秀康の銅像が建っています。
福井藩は68万石で、創建当時は、天守閣・本丸を中心に二の丸、三の丸と4重・5重のお堀に囲まれていた大きなお城でした。現在の福井駅前一帯には「百間堀(ひゃっけんぼり)」という福井城の立派な外堀があり、“水の都”といわれるほど福井城は壮大なお堀に囲まれていました。
明治4年(1871年)に廃城になるまでの約270年間、17代にわたり越前松平家の繁栄の舞台となった名城です。
その礎を築いた結城秀康は、今日の福井の発展に欠かせない人物です。
2)佐佳枝廼社
福井市中央公園横にある佐佳枝廼社(さかえのやしろ)は、寛永5年(1628年)に福井城内に鎮守として東照宮 徳川家康を祀ったことに始まる神社です。明治6年(1873年)に結城秀康の偉業を称え祀るにあたり福井藩16代藩主 松平春嶽によって佐佳枝廼社と命名されました。
当時の社殿は戦災や福井地震で焼失してしまいましたが、昭和24年(1949年)に京都市下鴨にある三井家祖霊社を譲り受け、現在の場所へ移築移転しました。
徳川家康、結城秀康、松平春嶽が主祭神として祀られており「越前東照宮」と呼ばれています。
来年は結城秀康生誕450年、佐佳枝廼社命名150年の節目の年となります。
3)伝統の味 はまなみそ
福井県民に馴染み深い郷土料理であり、ご飯のお供「はまなみそ」は江戸時代に徳川家康が「浜なっとう」を好み、結城秀康が関ヶ原合戦後に越前へ浜松の食文化を持ち込み、福井県の風土に合った越冬食へと変化したものだと言われています。
以前はお正月のあいさつ回りである“お念頭”の際に自家製のはまなみそを来客にふるまったそうです。
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改めて福井市と徳川家を探ってみると、深い繋がりがあることを実感しました。
もっと知りたい方は、下記の動画でご紹介しているのでどうぞご覧ください♪
「徳川家が繋いだ千代田区×福井市」
6分50秒〜福井市と徳川家に関しての紹介があります。
なぜ徳川家康と結城秀康は苗字が異なるのか、どうして結城秀康は福井に来たのかなどを福井市郷土歴史博物館の学芸員の方が詳しく説明しています。