Yahoo!ニュース

【和歌山市】金・土・日の週末のみ味わえる“オムカレー”が看板メニューの老舗喫茶店「タプロース」

きなたま地方創生ライター(和歌山市)

和歌山市の「タプロース」は金・土・日の週末のみ営業する老舗の喫茶店で、名物は絶品オムカレーです。

店内はテーブル席とカウンター席があり、レトロで落ち着いた雰囲気です。

カレーメニューが充実しています。

本日は看板メニューの「オムカレー」を注文しました。(税込1,000円)

卵の上に乗せられた牛肉の塊は、食べると驚くほどホロっと崩れ、肉の旨味が口の中に広がります。スプーンで簡単に切れるほど柔らかく、煮込まれていることが一口で感じ取れるほどです。

オムカレーの卵は、外はフワッとした食感で中はとろりとした食感が特徴的です。卵で包まれているのはドライカレーで、ピーマンや人参、グリーンピース、レーズンといった具材が入っており、これらが一緒になって、非常に複雑で味わい深いドライカレーを作り上げています。レーズンの甘さが意外にもカレーのスパイシーさと見事に調和し、甘みと辛さのバランスが絶妙です。ドライカレー部分自体が濃厚で美味しく、卵で包まれていることによってまろやかな仕上がりとなり、どこか懐かしく、ほっとする味わいが広がります。

カレールーはサラサラとしたタイプで、フルーティーな甘みがあり、最初はその甘さに驚きますが、後からスパイスの辛さがじわじわと効いてきます。このルーはシャバシャバとしたスープカレーのような質感で、ドライカレーの卵と絡めることでその美味しさが引き立ちます。

カレーのスパイスがしっかり効いており、深みのある味わいが広がりますが、辛さが一気に押し寄せるのではなく、徐々にその存在感を増していくため、辛いものが苦手な人でも楽しめるバランスが取れています。

タプロースのオムカレーは、ドライカレーとサラサラのカレールーが絶妙に調和しており、美味しいドライカレー、ルー、そしてお肉の塊が一体となった一品です。レーズンの甘さがスパイシーなカレーの中でとても引き立ちます。

【店舗情報】

・店名:タプロース

・住所:和歌山県和歌山市寄合町32

・電話番号:073-432-5017

・営業時間:金・土・日のみ営業

      7:30-17:00

・インスタグラムはコチラ

地方創生ライター(和歌山市)

和歌山の魅力を余すことなくお伝えする地域ライター。和歌山の飲食店や地元イベント、カルチャーをワクワク感たっぷりで取材し、その魅力をお届けします。 ※2024年9月までは泉佐野市(大阪府)、同年10月からは和歌山市(和歌山県)を担当しております。

きなたまの最近の記事