【鹿児島市】国の登録有形文化財に登録されている「磯工芸館」。薩摩切子工場では見学も可能です♪
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国道10号線を鹿児島市方面から、姶良市方面へ向かう途中、磯街道沿いにレトロな洋館の建物が見えてきます。
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ここは「磯工芸館」で、島津薩摩切子を中心にオリジナルグッズを販売していて、1999年8月23日に国の登録有形文化財に登録されました。
店内では、薩摩切子の他に薩摩ボタンや屋久杉工芸品など、鹿児島が誇る品物を多数取り扱っています。
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明治42年(1909年)に吉野植林所の事務所として建設されたもので、昭和61年に現在のこの場所へ移築されました。
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隣には、併設されている工房もあり、実際に薩摩切子の製造工程を見学できるようになっています。
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![工場内](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/kaori/article/01728636/image-1712724735277.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
【薩摩切子の誕生】
島津家27代斉興の時代、薬品を入れるためのガラス器の研究を命じられ、そこから薩摩藩のガラス製造が始まりました。
28代斉彬が藩主になると、それまでのガラス製造をさらに発展させ、着色ガラスを開発し色被せガラスにカット文様をほどこしました。これが「薩摩切子」の誕生です。
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薩摩切子工場の近くにはベンチもあり、そこから「桜島」も目の前に見えるので、のんびり休憩もできる場所となっています。
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実際、手に取ってみると「薩摩切子」のきれいさが実感できるので、歴史ある工芸品をぜひみてみてください♪
【磯工芸館】
〒892-0871 鹿児島市吉野町9688-24
TEL:099-247-8490
営業時間:9時から17時
定休日:年中無休(悪天候やその他理由により、臨時休業となる場合があります)