【秋田県大館市】“あきたしらかみにんにく”をブランド化に「次世代に繋げる土を作る」“えつりファーム”
秋田県大館市に拠点を置く「えつりファーム株式会社」
にんにく、枝豆、アスパラガス、稲、ブルーベリーを栽培している農業生産法人です。
地元の自慢である“あきたしらかみにんにく”をブランド化にしたいと新たな一歩を踏み出しています。大館の町から始まった挑戦は、地元農業の次世代の未来に続きます。
“あきたしらかみにんにく”は、土づくり5箇条があります。
- 地元の有機肥料使用
- 地元「十和田石」を使用
- 緑肥による有機物補給
- 土壌微生物をPCR検定
- 土壌消毒剤は不使用
十和田石は、大館市で産出される多孔質資材で様々な微生物が定着し、土壌の生物性が改善されるようです。さらに、地元の堆肥や緑肥による有機物補給を行い、土壌消毒剤を使用しない(消毒を行うと病原菌や害虫だけでなく、有益な土壌微生物も死滅させてしまうようです)
そして、にんにくのサイズは大きい特徴をもっています。
社長は「安全で安心、美味しい作物を届けられるように土を優良な状態で次の世代につなげたい」とお話しいただきました。
野菜は根を張って水分や養分を吸収するため、土の状態がその生育に大きく影響するようです。水はけが良すぎると水がすぐに流れ出てしまい、水もちが悪いと根腐れを起こしてしまう。「土が固すぎると根が張りにくく、柔らかすぎてもよくない。」
野菜を育てる前に、大きな石拾いは欠かせません。良い土を作るために「土づくり」という作業を行うことが重要で、社長は土にこだわり、そのいい土を、優良な状態で次の世代につなげたいと考えています。
おしりの根(盤茎)こちらの“あきたしらかみにんにく”は鮮度を保つ(日持ちがよくなり、傷まない)ため、おしりの根をカットしないこだわりがあります。
何よりも、社長のふるさとを大切にしたい思いや作物への思いが詰まっている「にんにく」です。
お話いただいて感じました。(社長は、自然での畑での仕事は人間の成長と自己実現につながり、食物を育てる喜びや感謝の気持ちを味わうことで、豊かな人間性ができることを私に伝えたかったのではないかと。)
今回たくさんの“あきたしらかみにんにく”をいただきました。
(写真は、いただいた“あきたしらかみにんにく”の一部です)
優良な土から育った“あきたしらかみにんにく”は、品質や糖度が高く、辛味が少なくてホクホクの食感とマイルドな味わいが特徴です。
食卓で求められる存在となる可能性を秘めているのではないでしょうか。
にんにくは、料理に薬味として使うだけでなく、様々な食べ方があるようです。
炒め物や煮物に入れたり、お味噌汁やスープに入れたりもできるようですよ!
秋田ならではの漬物でもおいしくいただけそうですね。
「皮がついたままアヒージョにして食べてみて」と、お話をいただきましたので作ってみました。
(少しだけ塩を使っています。)
香ばしい香りが食欲そそります。
皮をむいて一口で食べてみると、ホクホクでまん中は少しだけサクッとした半生の食感で、甘くマイルドです。
(にんにくの味がこいです!)
食べ応えや楽しい食感があり、旨味が存分に感じられておいしい!
写真ではご紹介できませんでしたが、豚肉の照り焼きバターやエビの唐揚げもにんにくとの相性は抜群でとてもおいしかったです!
「ミズだこ」に、にんにくおろしで食べると絶品!とおうかがいもしました。次はミズだこと一緒に食べてみます!
地元の農産物が地域経済の発展に貢献して、“あきたしらかみにんにく”は地域の農業に新たな活力を与え、情熱と努力によって“あきたしらかみにんにく”がブランドとして輝く日が楽しみです。
「えつりファーム」では7月頃には、ブルーベリー狩りができるようです。入場料を払い時間無制限で、園内のブルーベリーは食べ放題!
摘み取ったブルーベリーをお土産として、購入もできるようですよ!
7月末から10月頃までは枝豆の直売もあるようですので、採れたてのおいしい枝豆が味わえるのではないでしょうか。
是非、大きく甘い“あきたしらかみにんにく”やブルーベリー狩り、大館の新鮮な枝豆を味わってみてください。
ふるさとを大切にしたい思いや作物への思いが詰まっている大館の「えつりファーム」の今後の取り組みにも注目して、秋田の大館の野菜に目を向けてみてはいかがでしょうか。
【会社情報】 えつりファーム株式会社
郵便番号:017-0837
住所 :秋田県大館市餌釣字大杉103番地
電話番号:0186-59-6325
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