ラーメンショップ激戦区で生き残る昭和の老舗【デカ盛り】ネギチャーシューメン大盛り3倍ライス【大食い】
ラーメンショップの件数が全国的にも稀に見る多さの、埼玉県坂戸市。
人口10万人にも関わらず、ラーメンショップを検索すると5件もの店舗がひしめき合いしのぎを削っています。
その坂戸市のラーショ(ラーメンショップの略)の中でも最古参と言われる店舗がこちら、ラーメンショップ坂戸石井店。
創業は昭和の元ニューラーメンショップで、現在は独立しているようです。
看板からは「ニュー」の文字もなくなっていますが、ニューラーメンショップ系でも最も古い店舗の一つで、当時の修行店はニューの1号店千葉県の「いわせ店」だとか。
» ニューラーメンショップ【違い】うまいラーメンショップうまい
ニューラーメンショップについては少し前に個人ブログで記事にしているのでご覧になってみて下さい。
駐車場もある程度広く、混雑時でなければトラックを駐められない事もない広さ。
アクセスは決してよくない立地ながら、坂戸で最古参とも言われ生き残っています。
テーブル席はなくL字カウンターのみ。
ただし幅も奥行きも広く、意外とゆっくりできそうな雰囲気でした。
ご主人と女将さん御夫婦での切り盛りですが、お二人とも気さくで、お店がアットホームな雰囲気にも包まれています。
メニューはラーショの基本、豚骨しょうゆと豚骨みその2大看板とつけめん類。
ラーメン700円に対し、ネギチャーシューが900円と差額200円のラーショ店舗は初めてかも?必然的にネギチャーシューがコスパが良くオススメとなります。
嫁acoデカ盛り注文品
・ネギチャーシュー900円+大盛り200円(麺カタメ味ウスメ背脂オオメ)
・ライス150円×3
ライスが150円なラーショも久々。殆どのラーショのライス相場は200円です。
全体的にラーショとしてはかなり(特にネギチャーシュー)価格を頑張って抑えているとも言えます。
ビジュアルはラーショから独立している事を意味しているのか?青磁の器ではなく、底が広く厚い収容力がある大きな器に、中央にはーショ名物の和えネギがキレイに鎮座。のり、ワカメ、肩ロースぽいチャーシューが5枚の構成。
スープも、ラーショのタレにロイヤリティが乗せられてないからか?まずスープ量が多いのも独立系の店舗の特徴、と言うよりもラーショ本部系から仕入れている店は、タレが高いから必然的にスープ量が少なめになりがちです。
基本の豚骨しょうゆベースで、背脂オオメ注文ながらそれほど多くなく、味バランスはマイルド寄りでクセも少なめながら豚骨感はしっかりありました。
麺は一般的なラーショ系同様の中細麺ながら、長さがラーショで過去一ではないかと思えるほど長い麺です。
もっちりと弾力があり、啜りやすいタイプなのに長さの問題で啜りごたえがあるのです(笑)
和えネギは、青い部分も使われ、細めに切られ、シャッキリ、パリッとしておりクマノテ風味もありました。
ネギ量はそれほど多くないかも知れません。
肩ロースと思われるチャーシューは、外側の脂身をあまり残しておらず、厚みは普通で面積的にはやや小さめなのも価格からすると、それでも安いと言えます。
赤身中心なのに、やわらかくほどよい弾力もあり味染みも濃く旨味があり。
ライスは嫁acoデカ盛りが3つ分をいただきます。
ボクは味見程度に、半ライスの更に半分くらいを担当し、acoがモリモリ食べるのが我が家の慣例。
ラーショのラーメンって、なんでこんなにライスと相性が良いのだろう。
みそも良いのですが、やはり豚骨しょうゆとライスの組み合わせが個人的には麺より旨いのではないかと思うほど好きです(笑)
ナツへたれ注文品
・みそチャーシュー900円+大盛り200円
(麺カタメ味ウスメ背脂オオメ)
みそチャーシューにしたのは、嫁acoの豚骨しょうゆと被らないように味噌にし、ネギみそチャーシューにはしないのは、我が家ではラーショの和えネギは量が多く感じる為、片方はネギを入れず、夫婦でネギをシェアするとちょうど良いからです。
真ん中に和えネギが鎮座してない代わりにか?
メンマが5本くらい贅沢に乗っていました。
ワカメ、のり、チャーシュー5枚の他の具材は同様ですが、チャーシューとネギチャーシューの差額が50円しかないのは、和えネギの代わりにネギ系ラーメンにはないメンマがたっぷり乗っているからなのかも知れません。
みそは、やや甘みと辛みがありつつも、豚骨風味がクセがですぎない程度のマイルド系。
ラーショの卓上調味料で、お約束の、豆板醤&ニンニクを加え、ややジャンキーなバランスにしつつ、コクを加えました。
背アブラもオオメで注文しましたがマイルド寄りだった為、食べやすいバランスで、するするとアッと言う間に完食。
ラーショ坂戸石井店が、人口あたりのラーメンショップが異常に多い、埼玉県坂戸市において、昭和から続く最古参ながら生き残れている最大の理由は‥
ネギチャーシューを筆頭に価格の安さと、ご主人と女将さんの人柄、万人ウケする均整のの取れた味だと思いました。
豚骨しょうゆラーメンに欠かせない、ライスが150円なのもセットで頼みやすく、今どきのラーメンショップとしては、かなり安く上がるのも大きな理由です。
嫁acoデカ盛りラーメンショップ激戦区で生き残る最古参の坂戸石井店実食動画
詳しくは、上記、嫁acoデカ盛りのYouTube実食動画もご覧になってみて下さい。
今回はご紹介できませんでしたが、暑い日だった事もあり初見にも関わらず、ご主人に「ウチの冷やしそば美味しいよ」っとオススメされた冷やし中華もラーショとしては珍しいメニューなので気になりました。
酸味が不得意でお酢が抜けないので今回は断念しましたが、次回以降どこかのタイミングで食べてみたいと思います。
ラーメンショップ坂戸石井店のご主人、女将さん人柄の良さからも、応援したくなる店舗さんです。
これからも末永く営業がんばって下さい。おいしかったです、ごちそうさまでした。