ゴールデンタイガー【TKM】ブームから国民食へカリスマ店主の人気の秘密を深堀りレポ【デカ盛り大食い】
埼玉県熊谷市において多くのバズりを引き起こし、多くのファンによる一大ムーブメントを引き起こしたTKMでお馴染みゴールデンタイガー。
店主金澤氏が国民食にしたいと言う、TKM(たまごかけめん)は、素材に拘り、映えるビジュアル、食べる前との美味しさのギャップ、店主のカリスマ性など多くの支持される理由が積み重なり老若男女幅広い層から支持されています。
T たまご
K かけ
M めん
デフォのTKMは、具材も殆ど乗らない、ほぼ卵と麺と醤油ベースタレのみで構成されているだけに、選りすぐりの拘りタマゴに最高に合う配合の手打ち麺は、口あたり、啜り心地、喉越しなど五感に響くバランスを意識しているのだそう。
店主金澤洋介氏の前職は、群馬を中心に約20店舗以上のラーメン店を展開する「景勝軒」系列のエリアマネージャーで、その人物像は当時からカリスマ性が高く敏腕マネージャーと呼ばれ界隈では有名でした。
ボクの行動範囲内に多数の店舗がある景勝軒系列は、ボクも当時から複数の店舗をブログ記事にしており、金澤氏には2度対応していただいた事がありました。
その内の1回が群馬県太田市の二郎系ラーメン店舗での「もっこり木曜日」と言う野菜バケツ増しと言うイベント(笑)
元景勝軒時代の金澤氏考案イベントもっこり木曜日の野菜バケツ増しイベント記事
他にも景勝軒系列の各店の店長クラスとの会話で、頻繁に金澤氏のアイディアと人間性が話題にのぼり個人的にも注目していたのでした。
ゴールデンタイガーのメニューはTKMとつけめん二大看板のシンプルな構成
これらに限定メニューなどが加わる。
しかしながら夏場は、つけ麺さえも提供せず、TKMと限定のみに絞ったサマー営業となっています。
女性客も含めた万人ウケを意識しているのか?
小物類も可愛く、ゴールデンタイガーうちわも無料で配布。
閑話休題
今回も嫁acoデカ盛りと、TKMをデカ盛り仕様で注文する事にしました。
嫁aco注文品
・味玉肉増しTKM(カツオ)麺1250円
・+麺量1000g(ゆで前)750円
・+生卵100円×5
・ライス150円×5
ナツへたれ注文品
・味玉肉増しTKM(カツオ)麺1250円
・+特盛り(ゆで前麺量600g)+250円
・+生卵100円×2
ボクは少しだけお腹に入っていたので、やんわり少なめにしました。
ライスはacoから味見分だけ貰います。
嫁acoが食べ方を店主金澤氏からレクチャーを受けると‥
「まずはやっぱり麺だけで麺そのもの旨さを味わってみて」との事。
なかなか堂々と言えそうで言えない、みなぎる自信を感じました。
一般的な二郎系ラーメンの麺より、やや細めくらいの平打ち麺は、五感に響かせたいとの思惑から、喉越し、啜りやすさ、口当たりなどの食感を重視しており、脳に響くような感覚と余韻を残し喉の奥へ自然に吸い込まれます。
コシや弾力もバランス良く。
麺そのものにも味があります。
つづいて卵は鮮やかなオレンジ寄りの色彩を放ち、平皿に盛っても白身が分厚く高さがでるような、水っぽさがなく強さの際立つ質感でした。
卵そのものが味が濃く、やや甘みもある醤油ベースのタレと相まった麺と卵だけのTKMは、バランスが最高で想像を絶する旨さ!
結局は文字でいくら説明しても伝わらない、食べないと分からない絶品さです。
トッピングの肉増しは、吊るし焼きのピンク色スモークチャーシューが2枚で肩ロースを使用。
もう一枚はバラ肉で味がしみしみの角煮っぽいやわらかい仕様です。
味玉も煮豚も、かなり美味しいのですが、特筆すべきは吊るし焼きチャーシュー。
エモいピンク色で低温調理だと思いきやスモークの方です。
ベーコンよりも塩分はかなり低く、肉そのものが味わえつつ、スモーク感は特に強いベーコンでは味わえない本格的手作り感で、目を見開く旨さでした。
麺量も特盛で600gもあったはずなのに、瞬く間にするすると胃に吸い込まれ‥
最後にシメのライスを嫁からシェアしてドボン!
想像以上に生卵混じりのタレが残るので、ライスは多めに頼んでも良いかも?
嫁acoの影響で最後に1枚チャーシューを残すクセが伝染し、名残り惜しみつつ味わって完食!
本当に美味しい物を食べた後って、謎の余韻が残るよね?
これが五感に訴えかける、ゴールデンタイガー店主金澤氏の術中にハマッたと言う事なのかも(笑)
この記事を書きながら、嫁の動画を観ながら、早くも食べたくなっている‥
気になる限定もあるので、早めに再訪したいと思います。
TKMのバランス良すぎる絶品さもさる事ながら、ゴールデンタイガーが流行っている理由を最後にまとめました。
- タマゴと麺だけのシンプル料理なだけに素材と調理には徹底的に拘っている
- 前職は群馬で主に二郎系ラーメンで他店舗展開する景勝軒系列のNo2敏腕エリアマネージャーとしてカリスマ的存在
- 東池袋大勝軒系列でも1番の出世頭と呼ばれる中華蕎麦とみ田や麺屋一燈の店主も排出した麺屋こうじグループに景勝軒系列も属す環境面
- 栃木県小山市の中華蕎麦とみ田主催イベントの第一回目に出場しTKMの奇抜なアイディアが評価され一躍注目を浴びるきっかけとなる
- TKMの映えるビジュアルが多くのインフルエンサーによる拡散もムーブメントの一役を担った
- TKM食べる前のイメージと実食した際の感動的美味しさのギャップ萌えが激しいメニュー
- なるべく多くのお客様に声がけすると言う店主金澤氏の人柄
- 店構えや行き届いた清潔感・小物・SNS映えなど当たり前を細かく積み重ねる気配りと努力等
何より個人的に最も凄いと思ったのは、ゴールデンタイガーがOPENして1年余り、TKMのオーダーはそこまで多くなかったと言う事実にも関わらず‥
「絶対にコレTKMで行くんだ」と我慢して自らを信じて貫き通した信念の強さです。
嫁acoデカ盛りゴールデンタイガーTKMデカ盛りライス実食動画
そのメンタリティーには多くの学びがあり、人を惹きつける最大の魅力なのかも知れません。
ぜひ皆さまも、ゴールデンタイガーのTKMおよび店主金澤ワールドの魅力を体感してみて下さい。
上記acoの動画でも半分くらいは伝わるかも(笑)
ごちそうさまでした‥