実は理にかなっていた!お盆に釣りをしてはいけない意外な理由
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釣り人の方であれば「お盆の時期には釣りをしてはいけない」という言い伝えを聞いたことがある方も多いと思いますが、その理由についてご存知の方は少ないのではないでしょうか?
筆者も理由までは詳しく知らなかったのですが、調べてみると実は理にかなっている理由も複数存在していたのです。
そこで今回は、そんなお盆の時期に釣りをしてはいけない理由について紹介します。
一般的には…
理にかなった理由の前に、まずは一般的に言われている理由について紹介します。
お盆に釣りをしてはいけない理由として最もメジャーなのは「お盆は殺生をしてはいけないから」というものではないでしょうか?
お盆の時期は先祖の霊を迎えるという風習があるため、生き物の命を奪うことは避けるべきであると考えられているようです。
ではここからは、筆者が納得した理にかなった理由について紹介します。
その① 離岸流が発生しやすいから
一つ目の理由が「離岸流が発生しやすいから」です。
離岸流とは読んで字のごとく「岸から沖に出る波」のことなのですが、離岸流に巻き込まれると簡単に沖まで流されてしまいます。
お盆の時期はこの離岸流が発生しやすい時期で、実際に海水浴などでも離岸流に流されてしまう事故が多いようです。
「お盆に海に入ると霊に足を引っ張られる」という俗説は、この離岸流とも関係があるかもしれませんね。
その② 日中に潮がよく動く
二つ目は、お盆の時期は日中によく潮が動くからです。
釣りをしない方にとっては馴染がないかもしれませんが、実は潮の満ち引きは季節によって特徴があって「夏は日中に潮がよく動く」という特徴があります。
釣りは日中に出かける方も多いと思いますが、日中に潮がよく動くということはその分流れも強くなるので、急な高波にさらわれてしまう危険性も高まります。
その③ クラゲが多い
3つ目の理由は、お盆の時期はクラゲが多いからです。
この記事をご覧の方も、お盆の時期にはクラゲが多いという話を聞いて心当たりがあるからも多いのではないでしょうか?
お盆の時期の海はクラゲが成長しやすい条件が揃っているため、実際に釣りをしていてもクラゲを目にする機会が多いです。
クラゲにも種類がたくさんあり、東京湾で目撃証言の増えているカツオノエボシなどは強い毒性を持っているため、万が一刺されてしまうと溺れてしまうこともあります。
その④ 台風で海が荒れやすい
4つ目の理由は台風で海が荒れやすいからです。
8月は台風が多いイメージがあったのですが、気象庁のHPを調べてみると8月は台風の発生件数が1年の中で最も多い月のようです。
台風が接近していると当然海は荒れて大変危険なので、台風の接近中は釣りは控えるようにしましょう。
今回は「お盆の時期に釣りをしてはいけない理由」について紹介しました。
お盆の時期は海の流れが強く流されやすかったり、海が荒れやすかったりと、1年の中でも危険の多い時期なので、もし釣りをする場合は安全対策をしっかりとして出かけるようにしましょう。