【豊田市】銅を加工する「町工場」の前に、まさかの自販機。本気で作った「高抗酸化値レタス」を食べてみて
良心的なお値段で、しかも・・・
「高抗酸化値約2倍」「硝酸態窒素約70%カット」「無農薬で安心」
そんな野菜が購入できちゃう自動販売機が設置されているとお聞きして、早速伺ってきました!
訪れたのは山之手の、以前は「神戸屋」のあったところのすぐ南側。
製造元は、銅を切削加工する町工場「株式会社ヤマイチ」さん。
なんと、工場の2階で野菜を作られているそうなんです。
普段は、限られた従業員しか入れないという、衛生面も徹底管理された「植物工場」は、ひんやりと幻想的な雰囲気。
温度・湿度・水質・養液など、徹底して管理された室内で、生育の段階ごとに丁寧に野菜が育てられていました。
お話を伺ったところ、長く続いたコロナ禍において、せっかくなら、地域の皆さんに喜んでもらえるような新しい事業を。食料自給率UPへの貢献などにもできたらと考え、”管理能力”という自社の強みを活かし、1年半ほど前にスタート。自動販売機は、2024年7月に設置をされたそうです。
こちらのお野菜は、無農薬で安心・安全な”水耕栽培野菜”なだけでなく、研究を重ねた「高性能LED」により、アンチエイジングにも嬉しい「高抗酸化値」が約2倍。また、栽培の過程でのひと手間で「硝酸態窒素」を約70%カットした、健康野菜なんだそう。
植物工場での徹底した管理のもと栽培されているため、時期に関係なく、栄養価・価格も安定しての購入が可能。
また「硝酸態窒素」が約70%カットされているため、スムージーにそのまま使用したり、”エグみ”が少ないので、野菜が苦手なお子さまも食べやすいと話題なんだとか。
現在の自動販売機でのラインナップは、大人気の「バタビアレタス」「ロメインレタス」「フリルアイスレタス」そして、苦くない「ケール」。
オンライン販売も行われているようで、他にも「小松菜」「壬生菜」「水菜」「ルッコラ」が販売されており、特に「小松菜」は、冷凍しても色褪せせずシャキシャキだと、お得意先の料理長さんお墨付きなんだそう。
また、お客様のニーズにも耳を傾け、色々な野菜や果物の栽培を、今後も考えられているそうですよ。
ちなみにですが・・・
購入後はすぐに冷蔵庫で保存されると、より長持ちするそうです!
さて。
なぜここに野菜の自販機が!? と思っていたら。
銅を切削加工する町工場が ”本気で作った” 野菜の自動販売機であるということがわかりました。
徹底した管理のもと、愛情込めて育てられた ”ヤマイチ野菜”
ぜひ、実際に手に取って、味わってみてはいかがでしょう?