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数量限定!丁寧に仕立てた「生あん」は風味もよくきめ細かさを舌で感じられるほど食感もなめらか!

アイスマン福留アイスクリーム評論家
井村屋『こしあんバー』

こんばんは!アイスマン福留です。

すでにネットで話題になっている井村屋のこしあんバーをレビューします。

井村屋『こしあんバー』

同社の代表商品『あずきバー』(1973年発売)が、今年で発売50周年を迎えたことを記念し「こしあんバー」が数量限定で発売中。なんとも、かねてより商品化要望が多かったとのこと。

パッケージは、赤いに近い濃いめのあずきカラー。シンプルですがインパクトのあるデザインです。

井村屋『こしあんバー』
井村屋『こしあんバー』

袋からアイスバーを取り出すと....なんとも美しい質感!食べる前から"なめらかさ"が伝わってきます。

井村屋『こしあんバー』
井村屋『こしあんバー』

内容量は55ml。マルチタイプ(BOXあずきバー : 65ml)に比べても、やや小ぶりなサイズ。

井村屋『こしあんバー』
井村屋『こしあんバー』

こしあんバーも、やはり硬い?!

ひとくちかじると、ガキンと歯に当たる。こしあんになっても「硬さ」は健在です。クリーム系のアイスのように空気を混ぜていないので硬くて当然。これもあずきバー&こしあんバーの魅力。

丁寧に仕立てた「生あん」は風味もよくきめ細かさを舌で感じられるほど食感もなめらか。あずきの風味もしっかり感じられます。こしあんをそのまま、ぎゅっと固めた感じ!うんまぁぁぁ~。。。

三重(伊勢)にある御福餅本家が手掛ける「お福アイスマック」を彷彿させる味わい&食感。このクオリティで価格は86円(税込)。さすが井村屋!他のメーカーでは絶対真似できません。

自社製造の生あんを使用

あずきを炊いて皮を取り除いた「生あん」は、製造に時間や手間がかかることはもちろん、専用設備が必要になります。なので、多くのメーカーは製餡所から仕入れるのですが、そこはあずきの達人井村屋。「生あん」の段階から自社で一貫製造しています。また、あずきを粉砕した自社原料「あずきパウダー」を配合することで、あずきの風味をぐっと引き出しています。さらに砂糖の一部には氷砂糖を使用。ミネラル分の多い球美(くみ)の塩と合わせることで、すっきりとした上品な甘さとコクのバランスを図っています。井村屋謹製のこだわりの味。これは「あんこ好き」には見逃せない商品。数量限定と言わず定番商品にしてほしい!

井村屋『こしあんバー』
井村屋『こしあんバー』

こしあんバーの種類別は「あずきバー」と同じ氷菓。生あん、砂糖、小豆、食塩で仕立てたこだわりの味。まず、「生あん」と書かれている時点であんこ好きには響いてしまいますね。

実際どこで販売されているのか

全国の量販店・スーパー、井村屋ウェブショップにて数量限定で順次発売。と書かれていますが、僕はイオン(AEON)で購入しました。ものすごい人気だそうで、店舗によっては販売開始まもなく品切れになっているところもあるようです。なので、現在は、"出会えたらラッキー案件" になっています。しかし......これだけ人気の商品なので今後再販される可能性も無くはないと思います。

“つぶあん派”と“こしあん派”の論争、決着なるか

“つぶあん派”と“こしあん派”の論争の決着がつくか。そう思って食べました。僕は普段“こしあん派”です。実際「こしあんバー」を食べてみると、うん。たしかにうまい。というか、激うまです。でも何故か今まで食べ慣れた “つぶあん”の「あずきバー」(粒)を欲してしまいます。いや、しかし「こしあんバー」もレギュラー品として商品化してほしい。うーん...。まんまと井村屋さんの戦略にハマってしまいました。

井村屋『こしあんバー』
井村屋『こしあんバー』

井村屋では、あずきバーの他にも「あんまん」や「ようかん」等も手掛けています。1日に井村屋本社で使う小豆は、なんと1億粒。あずきの達人です!あずきバー発売50周年を記念して発売された「こしあんバー」。想像以上のおいしさでした。数量限定の商品なので、見つけた人はすぐに買いましょう!

アイスマン福留でした!Have a ICE day !!

アイスクリーム評論家

年間に食べるアイスの数は1000種類以上。コンビニアイスクリーム情報サイト「コンビニアイスマニア」を運営。日本中のご当地アイスを食べ歩き、全国を制覇。2014年に一般社団法人 日本アイスマニア協会を設立し代表理事に就任。ご当地アイスが100種類以上集まるアイスクリームイベント「アイスクリーム万博(あいぱく)」を主宰。アイスクリームの業界紙でコラムを連載するほか、アイスクリームの専門家としてメディアに出演。著書:『日本懐かしアイス大全』『日本アイスクロニクル』『ご当地アイス大全』(辰巳出版)等。

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