【メリタアロマフィルター】時短で便利!コーヒー初心者向けドリッパーはコレ!(1杯分編)
年間100種類、500杯以上のコーヒーを飲む日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエKazuです。
みなさんは、ハンドドリップについてどんな印象をお持ちでしょうか。
「時間がない」「なんだか難しそう」など、ハードルが高いイメージを持たれる方も多いでしょう。
そこで今回は「コーヒー器具紹介シリーズ(ドリッパー編)」第1弾として、
誰でも簡単に美味しいコーヒーができる初心者向けのドリッパー「メリタ アロマフィルター」について詳しく解説します!
「メリタ アロマフィルター」は、とにかく時短・便利・使いやすいです。
長年愛用している私だからこそ、わかりやすく丁寧にご紹介します。
そもそもメリタ(Melitta)とは?
ドイツに本社を置く、創業100年を超えるコーヒー機器総合メーカーです。日本法人はメリタジャパン(創業1974年)として、コーヒーファンから絶大な支持を得ています。
1908年ドイツのメリタ・ベンツ夫人が世界で初めてペーパードリップを考案。世界初のペーパードリップを成功させました。
ドリッパーの穴については、1936年には4つ穴、1954年には3つ穴、1960年に1つ穴と改良を重ね、現在の1つ穴方式になっています。
メリタ アロマフィルターの特徴
メリタ アロマフィルターは、2020年度グッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞しています。
メリタ アロマフィルターの特徴は、以下のとおりです。
3つのサイズ
メリタ アロマフィルターには、以下のように3つのサイズがあります。
1杯〜2杯用:「1×1」
サイズ:幅110 × 奥行95 × 高さ72 mm
2杯〜4杯用:「1×2」
サイズ:幅127 × 奥行118 × 高さ95mm
4杯〜8杯用:「1×4」
サイズ:幅155 × 奥行132 × 高さ116mm
少し上に穴があること(1つ穴方式)
メリタ アロマフィルター 1×1サイフォンの原理を応用した台形の1つ穴ドリッパーです。
一般的なドリッパーと比較すると、少し上の部分に穴があるのが大きな特徴です。
引用元:メリタジャパン公式サイト「メリタ 家庭用ハンドドリップ機器 アロマフィルター」
メリタ アロマフィルターのここがすごい5選
①簡単に蒸らしができる
穴の位置が高いことで、注いだお湯が一旦底に溜まります。その結果、十分な蒸らしが可能です。
お湯が少し多くなった場合でもコーヒーサーバーへすぐに落ちるのを防いでくれるのです。
②雑味を防ぎ、安定した味わいを実現
最後のお湯が落ち切ることがないため、雑味のない安定した味わいが実現します。
③誰でも美味しくコーヒーを淹れられる
メリタ アロマフィルターは、人間が抽出をコントロールするのではなく、ドリッパーが抽出をコントロールします。
そのため、誰でも美味しくコーヒーを淹れられるのが特徴です。
④時短で便利
蒸らしの後は、一気にお湯を注ぐだけでドリップコーヒーが完成します。お湯を注ぐ際は「の」の字を描く必要もありません。
お湯を注いだ後は、抽出が終わるまでちょっとした時間も有効に使えます。
また、1杯分であれば、マグカップにドリッパーを乗せて使用することができます。
特に忙しい朝でも洗い物が少なくなり、時短につながるでしょう。
⑤買い替えやすい
AS樹脂製なのでお求めやすく、古くなっても買い替えやすいのが嬉しい点です。
美味しいコーヒーの淹れ方(メリタ アロマフィルター編・1杯分)
メリタ アロマフィルター1×1で1杯分を抽出
・今回のレシピ
ドリッパー:メリタ アロマフィルター1×1
ペーパーフィルター:メリタ アロマジック 1×1(ナチュラルホワイト)
コーヒー豆:中挽き 8g(ブラジル、コロンビアのブレンド)
焙煎度合い:シティロースト
湯量:125ml
お湯の温度:90度前後
1.蒸らし(30秒)
蒸らしは約30秒行い、炭酸ガスが抜けるまで待ちます。
2.ドリッパー上部まで一気に注ぐ
お湯をアロマフィルターの中央に向けて一気に注ぎます。
抽出速度はドリッパーによってコントロールされる
抽出速度はドリッパーによってコントロールされるため、安定した速度で淹れられます。
3.抽出液が出なくなったらドリップコーヒーが完成
ドリッパーから抽出液が出なくなったらドリップコーヒーが完成です。
【コーヒーソムリエからのアドバイス】
お好みで調節するのもOK
お好みでコーヒー豆と湯量、お湯の温度などを調節してもよいでしょう。
注ぐスピードは「速すぎず・遅すぎず」ぐらいがオススメです。
初心者の方は、湯量のコントロールがしやすい細口タイプのドリップポット(ケトル)を使用するのが良いかもしれません。
こんな人にオススメ
・気軽にハンドドリップを始めたい
・仕事前にサクッと短時間でコーヒーを淹れたい
・家事や育児の合間に香り高いコーヒーを飲みたい
このようにメリタアロマフィルターは、さまざまなシーンで活用できるでしょう。
ただ、コーヒー豆を挽くのが面倒と思う人もいるかもしれません。
あらかじめコーヒー豆を挽いてある粉タイプを買うか、自家焙煎珈琲店で豆を挽いてもらうのも一つの方法です。
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