京都新聞ビル地下１階印刷工場跡で開催中の「世界報道写真2024京都」が、いよいよ12月29日(日)までとなります。

オランダ・アムステルダムに本部を置く世界報道写真財団が開催するWorld Press Photo Contestで入賞した32作品が展示されています。

会場となる「印刷工場跡」は、2015年まで新聞を印刷していた場所です。

まだ微かにインクの臭いが残る会場で、美しくも冷酷な現実を映している写真を鑑賞することができます。

難民キャンプ近くの砂漠で休む、アフガンの女性。

住処を失った人は600万人を超えています。

アフガニスタンは危機に瀕しています。

年々深刻になる環境問題や気候変動。

干ばつにより干上がったアマゾン川支流。

日本でも夏は記録的な猛暑となりましたが、海外ではさらに危機的な状態である事を理解しました。

どの写真からも「現実から目を逸らすな」という、強いメッセージを感じました。

《世界報道写真展2024京都》

開催期間

2024年11月30日（土）～2024年12月29日（日）

時間

午前10時～午後6時

休館日

2024年12月15日（日）

会場

京都新聞ビル地下１階

京都市中京区烏丸通夷川上ル

料金

入場無料