【ローソン】ジョブチューンでスイーツ職人から不合格…焼きチョコ×もち食感ロールケーキは失敗?結果検証
ローソンから2024年9月10日(火)に発売されたコンビニスイーツ『焼きチョコもち食感ロール(クッキークリーム)』を実食レビューしていきます。
プレミアムロールケーキよりも先輩!『もち食感ロール』
ローソンの『もち食感ロール』が発売されたのは2007年。生地にこだわったスイーツを作りたいとの想いからスタートした、もっちり生地が特徴のロールケーキです。
ローソンスイーツの看板商品でシリーズ累計4億9000万個以上販売されている(※1)『プレミアムロールケーキ』が2009年発売なので、実はその前から販売されているのです。
※1(2024年6月24日)ローソンHPニュースリリースより
新作がスイーツ職人からまさかの「不合格」連勝記録敗れる‥!
そんな『もち食感ロール』シリーズの新作が『焼きチョコもち食感ロール(クッキークリーム)』。
TBS系テレビ番組「ジョブチューン」では、超一流スイーツ職人から「不合格」判定が下される厳しい結果となりました。
実は、もち食感ロールシリーズの商品は、同番組でこれまで4回登場しており、すべて「合格」判定(うち2品は全7名のスイーツ職人が合格をだす「満場一致合格」)だったので、予想外の結果でした。
「合格判定」だったスイーツの記事はこちら↓
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食べ方自在!片手でつまめるサイズが6ピース
片手でつまめるサイズ感のピースが6個入っています。分け合って食べたり、少しずつ食べたり、色んな食べ方ができます。
6ピースで161g、657kcalなので、1ピース約26g、約109kcal。
幅約6センチ。
高さ約4.5センチ。
チョコ尽くしで最高!!なサービス精神が仇になるとは・・
もち食感ロールは、タピオカ粉などのデンプンを使ったもちもち食感の生地が特徴。『焼きチョコもち食感ロール』では、生地にココアが使用されていて、さらにチョコダイスが埋め込まれています。生地を焼いても溶けにくい耐熱性のあるチョコを使用しているので、ザクザクとした食感で食べ応えがあります。
北海道産生クリーム使用ホイップには、しっとりとしたココアクッキーが入っていて、濃厚なチョコの味わいがアップ。
センターにはベルギー産チョコレートを使ったチョコソースが入っていて、アクセントになっています。
様々な食感でチョコを楽しめるロールケーキなのですが、スイーツ職人からは「足しすぎ」との意見も・・。
「足しすぎ。もちもちして良い生地だけど、溶けないチョコを入れることで、良い部分が切り取られて、チョコの食感ばかりが気になっちゃう。口どけが良いわけでもないので、これの味ばかりが口の中に残ってちょっと残念。(鈴木シェフ/オリックスホテルズ&リゾーツ)」
「全てにおいてバランスが崩れてしまっている。クリームを食べた時に、脂っぽさしか感じない。(もち食感シリーズは)デリケートなデザートのイメージが今まであった。あの良さを全部消した作品になってしまったのが、一番の問題。(辻口シェフ/モンサンクレール)」
これまでの商品と比較すると、たしかに、もちもち生地の食感は活かしきれておらず、クリームのなめらかさも劣るように思いました。もち食感を冠する商品として、もち食感生地を中心とした一体感には欠けるため、職人が求める洗練された領域には達しなかったかもしれません。
ただ、もち食感を凌駕するザクザクチョコやしっとりチョコの存在感に、満足感やエンタメ性があったので、これはこれで新しいロールとして「あり」だと私は思いました。
子供が絶賛!1ピースから楽しめるチョコ尽くしロール
1ピース3口程度で食べられるのですが、様々な食感でチョコを存分に楽しめるチョコ尽くしのロールケーキ。スイーツ職人が求める洗練されたスイーツは異なるかもしれませんが、1ピース食べた我が子は絶賛していました。
「不合格」にはなりましたが、サービス精神とエンタメ性を感じる素敵なスイーツなので、購入の価値は十分あると思いました。気になる方は、ぜひ食べてみて下さいね。
〈基本情報〉
焼きチョコもち食感ロール(クッキークリーム)
販売店 : ローソン
発売日 : 2024年9月10日(火)
価格 : 279円(税込)
カロリー : 657kcal/1包装
公式HP : ごろごろした焼きチョコがアクセントのもち食感ロール。