【佐野市】旬のぶどう。珍しい品種が数多く並んでいます。「道の駅 どまんなかたぬま」の「朝採り館」。
「道の駅 どまんなかたぬま」の農産物直売所「朝採り館」は、採れたての野菜や果物が並ぶ農産物直売所。現在、旬の美味しい果物「ぶどう」を販売するコーナーが多くの種類を取り揃えて美味しい葡萄が豊富に並び、多くのお客さんで賑わっています。
私も2023年9月7日(木)「道の駅 どまんなかたぬま」の「朝採り館」へお伺いしてみましたところ、なんと珍しい品種のぶどうも出揃っていました。ご紹介させて頂きたいと思います。
「シナノスマイル」
返町静男氏が長野県須坂市において1982年に蒔いた「高墨」の自然交雑実生を選抜・育成した大粒の赤いぶどう。大粒の「巨峰」と同じくらいの大きさで、果皮は赤くやや厚みがありますが身離れはよく剥きやすいです。果肉はとても甘く酸味とのバランスが良いのが特徴です。
「マイハート」
山梨県の志村葡萄研究所のオリジナル自社開発品種。シャインマスカットとウインクを交配した品種で、種なしで皮ごと食べられます。可愛らしいハート形の顆粒をしています。爽やかで柔らかい酸味と高い糖度が特徴の美味しいブドウ。高いリピート率も納得です。
「バイオレットキング」
山梨県の志村葡萄研究所作出の品種。ウインクとシャインマスカットを交配してうまれたぶどうです。大粒で高糖度であるのが特徴です。口にいれた瞬間爽やかかつコクのある酸味が口の中に広がります。
「BKシードレス」
九州大学が作出したぶどう。「BK」の名前は,交配親のマスカットベーリーAのベーリーの頭文字からBを、巨峰の頭文字からKをとったことに由来し、シードレスは種子なしという意味です。糖度が高く果汁も多くてジューシーなぶどうです。肉質も歯ごたえが良いのが特徴です。
「巨峰」
「ぶどうの王様」と言われ、長年多くの人から愛され続けているぶどう。開発者である大井上理農学研究所の大井野上康氏が、石原早生という品種とヨーロッパ種であるセンテニアルという品種を掛け合わせて誕生したのが巨峰です。香り豊かな強めの甘味と、きめ細かな風味を持つ果肉はコクがあり優しい酸味が特徴です。
「ロザリオビアンコ」
山梨県の植原葡萄研究所において、ロザキにマスカット・オブ・アレキサンドリアを交配し生まれた白ブドウ品種です。店頭に並ぶ白ブドウ品種の中では、シャインマスカットに並ぶ人気のぶどうとなっています。酸味が少なく、糖度の割りにまろやかな甘みが特徴です。
「ピオーネ」
巨峰を母親に、カノンホール・マスカットを父親に持ちます。静岡県のブドウ育種家、井川秀雄氏が育成した品種。糖度が高く適度な酸味で濃厚な味わいが特徴です。果肉はしまっていて、巨峰に比べて粒が落ちにくく日持ちがよいのも魅力です。
「シャインマスカット」
安芸津21号と白南から生まれたぶどう。農業・食品産業技術総合研究機構果樹研究所で育成されました。果皮は緑黄色で糖度は高く酸味は控えめです。しまりのある果肉は果汁が豊富でマスカットの芳香を持ちます。パリッとした歯ごたえで、ジューシーで上品な甘みと高貴な香りが楽しめるのが特徴です。
毎朝、開店前に生産者により運び込まれる野菜や果物。収穫したばかりの新鮮な農作物だけが販売棚に並べられる「朝採り館」。ぶどうコーナーにもこれだけの珍しい品種を揃えているのも今時期だからこそですね。「道の駅 どまんなかたぬま」の「朝採り館」へ美味しいぶどうをお求めに皆さまには是非ご来館して頂きたいと思います。
「道の駅 どまんなかたぬま」
住所 〒327-0313 栃木県佐野市吉水町366−2
電話番号 0283・61・0077
定休日 水曜日