プラスチックの鉢だけでは味気ない、もっとナチュラルで落ち着いた雰囲気を出したい。鉢にも素焼き鉢、陶器鉢などいろいろありますが、今回はアイアンのカゴと苔で作るナチュラル感あふれる寄せ植えをご紹介します。

アイアンカゴに苔を使って植え込む

準備

アイアンのカゴの大きさに合わせて植物とコケを用意します。苔はよく成長するハイゴケがおすすめです。今回はハイゴケがなかったので他の苔を使っています。

植え込む植物はオキザリスと球根にしました。

かごに苔を敷く

苔は塊りになっていますので、崩さずに全面を覆うように敷き詰めていきます。

土が乾燥しがちになるのを避けたい場合はこの後、ビニール袋に多数の穴を開けてから苔を敷いた中に入れてもいいと思います。植え込む土はビニールの中に入れることになります。

植物を植え込む

土を入れて植えるだけです。右側の球根は少し芽が出たムスカリです。

余った苔を表面の土にも被せました。かごの網目から見える苔が自然な雰囲気を出してくれます。
苔はある程度の乾燥、寒さにも耐えることができます。お水をあげる時は、夕方ではなく、なるべく暖かい時間帯に、全体的に水をかけましょう。今回、苔の内側にビニールは敷いていませんが、しっかり苔を敷き詰めているので土がこぼれてくることはありませんでした。

オキザリスが咲いてきてくれました。苔とアイアンの組み合わせは意外に置く場所を選ばず、レンガ、木製品、コンクリート、石などいろいろな組み合わせを楽しむことができます。ナチュラルで落ち着いた雰囲気が出せる苔とカゴの癒しのアレンジ、ぜひ作ってみてください。