【富士宮市】行くしかないでしょ!まつりを楽しみながら、日本五大桜も愉しめる『狩宿さくらまつり』
源頼朝巻狩りの地である富士宮には、あちこちにゆかりの場所が残されていますが、その中でも有名なのが狩宿の下馬桜。
巻狩りで訪れていた源頼朝が、この桜に馬をつないだという言い伝えで親しまれているこの桜ですが、実は大正13年に国の天然記念物指定された5つの巨桜『日本五大桜』のひとつなんです。
なので、狩宿の下馬桜は国内の桜ベスト5入りしていると言っても過言ではないくらい、見事な桜の木なのです!
3月26日から4月17日まで狩宿(井出館)前で狩宿青年会が地元の特産品を販売していると聞いたので、お邪魔してきました。
特産品の販売ブースには富士錦さんのお酒や上野製菓さんのお菓子を始め、お米や手作りのお味噌やパンなどが所狭しと並んでいました。
販売ブースの桜を見上げるとまだ3分咲きくらいでした。あちらこちらで満開の情報を耳にしますが、狩宿周辺にある桜は山桜で、開花が少し遅いそうです。
特産品を販売している場所の桜はオオシマサクラという山桜で、今週には見頃を迎え、下馬桜は今週末くらいからが見頃だと物産展の方が教えてくれました。
今週末と言えば、4月9日、10日で『狩宿さくらまつり』が開催される予定です。
おまつりでは踊りなど舞台公演やお茶会、手すき和紙体験もできるそうです。
例年に比べて規模は縮小して開催するとのことでしたが、2年間は開催もされなかったので、おまつりを開催してくれることで、希望の光が見えて来たような気がしました。
きっと同じ思いでいたのでしょうか。おまつり開催日には見頃を迎える『日本五大桜』のひとつ、下馬桜。
またおまつりと開花に合わせて訪れ、住時を偲びたいと思います。
狩宿の下馬桜
住所:富士宮市狩宿
アクセス:国道139号を経由し、県道414号を朝霧高原方面へ車で17km(イベント期間中は『狩宿 駒止の桜』と表記したピンク色の看板があちこちにあります)