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『おむすび』書道部の先生役の若月佑美が舞台で妖艶な人気キャラに。「普段はレジで話すのも緊張します」

斉藤貴志芸能ライター/編集者
ゼスト提供

朝ドラ『おむすび』で書道部顧問の五十嵐先生を演じている若月佑美。森見登美彦の小説を舞台化した『有頂天家族』に出演する。アニメ版でも人気を博した、天狗の神通力を持つ妖艶な美女・弁天役。これまでに演じたことのない役柄だが、美しいたたずまいとハマりそうだ。稽古に入る直前の取材で、節目を迎えた中での心境と芽生えた想いも語ってくれた。

舞台ではゼロから教えていただきました

――舞台は2年ぶりになりますが、映像と違う心持ちは必要ですか?

若月 2年も経つと、ちょっと緊張します。わかりやすいところだと、声の出し方も違いますし、動きもお客さんのほうにしっかり顔を向ける。そういうことを思い出さないといけないと思います。

――若月さんは早くから舞台で大役を重ねてきました。演技の土台が舞台で築かれたところもありますか?

若月 本当にゼロからいろいろなことを教えていただきました。昼の公演がマチネ、夜の公演がソワレといった舞台用語に、演技面はもちろん立ち方や表現の仕方まで、学んだことは多かったです。たとえば、怒っているときに音を立てる、とか。台詞がないところで「怒ってます」というお芝居をしても、遠くのお客さんには伝わらない。イスから立つときにドンとやるだけで、怒っていると提示できるよと。それは目からうろこで、舞台ならではの大事なことに気づかされました。

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第三者に見られている前提を忘れて

――これまでの舞台で、自分の中で特に大きかった作品はありますか?

若月 新しいことを学ばせていただいたのは、『生きてるものはいないのか』という五反田団の前田司郎さんが演出された舞台です。川口春奈さんが主演で、なんてことのない会話をしている中で、なぜか人がバタバタ死んでいく。人間は生きていく分、死に近づいていくという、哲学的なテーマの作品でした。そこで前田さんに言われて衝撃的だったのが「普段、悲しいときに『悲しいです』と表現しないでしょう?」と。「あなたは第三者に見られている前提で芝居をしているけど、実際の生活では第三者がいると考えてしゃべらないから。声も会話の相手にだけ届く音量でいい」と言われたんです。

――そこは舞台であっても。

若月 会場が今はない青山円形劇場で、コンパクトでお客さんが近かったこともあったと思います。舞台が円形なので背中しか見えないお客さんもいて、声は聞こえないかもしれない。でも、普段は人が話していて声は聞こえなくても、「別れ話をしているんだろうな」とか察するもの。だから、お客さんの想像力に委ねて物語を作っていくのが、すごく新しくて面白い演出だなと思ったのを覚えています。

自分にないミステリアス感を作り出さないと

――『有頂天家族』の原作は、舞台の話が来る前から知っていました?

若月 森見登美彦さんの有名な作品で、聞いたことはあって。読ませていただくと世界観がしっかりあって、言葉のチョイスが美しいと思いました。何かを表現する言葉もそうですし、弁天の「私は悲しくなっちゃうのよ」といった言い方も、実生活では使いませんよね。妖艶な弁天が子どものようなしゃべり方をすることで、キャラクターが立ったり、ひとつひとつにしっかり意味があって。でも、演じるうえでは弁天は難しいとも感じます。天狗の力を持っていて空を飛ぶとか、屋根の上で会うとか、舞台でどうするんだろうと思いながら読んでいました(笑)。

――弁天役はビジュアル的に若月さんにピッタリですね。

若月 私は挑戦だと思っています。妖艶さやミステリアス感は自分にはないので(笑)、そこをちゃんと作り出さなければいけない。特に舞台では戦っていたり、男性っぽい役が多かったので、いっそう頑張りたいです。

――確かに今まであまりなかった役のようですが、若月さんの中にある引き出しが開くのでは?

若月 どうなんですかね。艶やかな役に“やってる”感が出ないようにしたいです。たとえば吉田羊さんや吉瀬美智子さんは、キリッとしてカッコいいけど、艶やかな美しさもお持ちですよね。そういう方を参考にしたいと思っています。

舞台『有頂天家族』より(松竹提供)
舞台『有頂天家族』より(松竹提供)

衣装を着たときのイメージを活かして

――カッコ良さということだと、髪を切られてからの若月さんのインスタはパッと見、韓国の男性スターかと思うような(笑)。

若月 本当にメンズですね(笑)。そういう撮影の帰りは私だと気づかれないくらい、普段とギャップがあります。だからこそ弁天のスイッチをしっかりオンにできるように、考えていかなければと。

――そのインスタにも弁天の衣装を着た写真や動画が上がっていて、すでに弁天らしい雰囲気が漂っていました。

若月 本当ですか? 自由にポーズを取って風を当てていただいて、イメージとしては空を飛んでいました。弁天として、どんなときも美しく生きていきたくて、衣装がどうなびくときれいなのかを考えたり。あのビジュアルは舞台の本番とは違うそうですけど、ひとつのカギをいただいた感じです。私の中の弁天と皆さんの思い描くイメージをすり合わせて、人間を越えている印象も受けたので、役作りに活かしていきたいです。

素で人と接するのは不安になります

――衣装など形から役に入るところもありますか?

若月 大きいです。私は若月佑美として人と接すると、すごく不安になるので。

――どういうことですか?

若月 プライベートではコンビニのレジでも緊張します。「袋は要りません」といつ言おうか。「こいつアイスを3個も買ってるよ」と思われていないか。そういうことをすごく考えてしまうんです(笑)。駅員さんに聞くのも、電話に出るのもすごく苦手。マネージャーさんからかかってきても、「LINEで聞きます」と返しています。

――仕事になるとスイッチが入るんですか?

若月 ファンの方との握手会も“乃木坂46の若月佑美”だからできたので、その看板が外れたときはすごく静かにしています。役としてのビジュアルをいただけたら、その役として立つ気持ちになれるので、衣装もメイクも私にはすごく大切です。

松竹提供
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原作の世界観を崩さない存在になれたら

――『有頂天家族』はアニメでも人気を呼びました。そちらも意識しますか?

若月 もちろん意識しようと思っています。弁天の答えがひとつ、アニメで声や仕草も含めて出ているので。それを観ていらっしゃった方が違和感を抱いて、世界観に入っていけないともったいないですよね。ものまねにはならないようにしつつ、だいたいの方向性は揃えられたら。マンガもまたアニメとちょっと違う弁天だったので、良いとこ取りをして、自分が台本から受けた印象も強く出していくつもりです。

――これまでも舞台でマンガ原作のキャラクターを数多く演じてきて、得意ではありますよね?

若月 いえ、全然です。若干自分が入ってしまうので。とことん原作に忠実に2.5次元の舞台をやられている方もいますよね。声まで声優さんに寄せて、すごいと思います。「あの人に任せたら絶対に原作の世界観が崩れない」と思われている役者さんを、私は尊敬していて、いつか自分もそういう存在になりたいです。逆に、アニメだとできない表現を舞台ではできたりもするので、今回も新しい弁天を見せながら、作品は崩さず「弁天だった」と思われるように頑張りたいです。

――舞台の弁天も、主人公で人になりすました狸の一家の矢三郎や、神通力の師匠で天狗の赤玉先生に好かれているんですか?

若月 赤玉先生はわかりやすいと思います。矢三郎はアニメほどではないかもしれません。台本的にギュッと凝縮している部分があるので、その中で語られてない部分も伝わるようにしていきます。

Wキャストの違いでどれだけ変われるか

――先ほど出た空を飛ぶシーンは、どうするんですかね?

若月 ト書きには「飛ぶ」としか書いてありません(笑)。『鉄コン筋クリート』では上から下にジャンプして落ちましたけど、天狗は下から上なので、本当に飛んでいくのか、違う表現で見せるのか。私も楽しみです。

――稽古で課題になりそうなことは?

若月 先輩方のお芝居を生で見て、熱量もいただきたいと思っています。矢三郎がWキャストなので、違いを受けて弁天がどれくらい変われるか。楽しみ半分で、考えることもいっぱいありそうです。

――中村鷹之資さんと濱田龍臣さんでは、だいぶ違う矢三郎になりそうですかね。

若月 そう思います。鷹之資さんは初めましてで、濱田さんは番組でお会いしたことがあって、すごく物腰の柔らかい方でした。弁天は矢三郎との掛け合いが多いので、一番大事なところになる気がします。

バーのシーンがあるので行っておきたいです

――弁天の話し方のトーンとかは、稽古に入ってから探っていきますか?

若月 そうですね。自分の中で考えているのは、早くしゃべったり、ゆっくりしゃべったり、バラバラだと面白いかなと。妖艶な方はゆっくりしゃべることが多くて、きれいですけど、弁天は急にスンとどこかに行っちゃったり、赤玉先生には当たりが強かったりもするので。抑揚に気をつけていきたいです。

――若月さんは作品に入るまでに万全の準備をされるそうですが、今回はどんなことをしておきますか?

若月 本当は物語の舞台の京都に行きたかったんです。街並みを見ておくとイメージがしやすいので。自己満足でもモチベーションが上がります。京都は握手会でも新幹線からバスに乗って会場に行くだけだったので、今回の京都公演は楽しみ。いろいろなところに足を伸ばしたいと思っています。あと、バーのシーンもあるんですけど、私は行ったことがなくて。秋元真夏あたりを誘って、一度行っておこうかなと。(赤玉先生が飲む)赤玉ポートワインはなくても、ワインで割った同じようなものがあれば体験したいです。

――お酒は結構いけるんですか?

若月 もう1~2杯しか飲めないので、途中からソフトドリンクになりそうです(笑)。

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朝ドラを撮影した糸島はいいところでした

――朝ドラ『おむすび』にも、書道部顧問の五十嵐郁美先生役で出演されています。糸島での撮影には、どれくらい行っていたんですか?

若月 1週間くらいです。私の出番は学校で、本当の学校で撮影していたので、撮れる期間にギュッと詰めて、朝から晩までという感じでした。そんなに長くはいなかったんですけど、糸島はいいところでした。タクシーの運転手さんも面白い方が多かったです。台数がそんなになくて、ほぼ同じ方たちで回していて「またお世話になります」みたいな。博多弁も糸島系で新鮮でした。

――ヒロインの橋本環奈さんとは共演が多いですね。

若月 6回目です。同級生役が多かったんですけど、今回は先生と生徒という立ち場で、不思議な感じがしました。

環奈ちゃんがいろいろツッコんでいて

――自分で観ていた朝ドラもありました?

若月 なかなか観られませんでした。でも、高梨臨ちゃんとか福原遥ちゃんとか、出演した友だちから現場が楽しいという話は聞いていて。実際にすごく楽しい撮影でした。

――スケジュール的にタイトで大変とも聞きますが。

若月 私は期間が短かったこともあってか、そうでもなかったです。環奈ちゃんがいろいろな方にツッコんで和気あいあいとしていて、スムーズに流れていました。

――朝ドラに出演したい気持ちはあったんですか?

若月 こっそり思っていました(笑)。あまり口に出せなかったんですけど、いつか出られたらとオーディションも受けていて。その夢を叶えていただけて、幸せしかないです。

――出演が発表されたあと、反響も大きかったですか?

若月 ありましたね。親やおばあちゃんがすごく喜んでくれて、ファンの方は「また環奈ちゃんとのペアが見られるのも最高」とも言ってくれて、嬉しかったです。

練習した書道のシーンは1回もなくて

――五十嵐先生の人物像はどう捉えました?

若月 しっかり者で書道部の先生らしくスッとしています。年齢設定は生徒とそんなに離れていないので、距離が近くて、横断幕を作るときには協力もしていました。チャキチャキしたところもあります。

――自分で書道をするシーンもあるんですか?

若月 それがないんです。後ろから指導するだけで、すごく練習していた生徒役の皆さんに申し訳ないくらいでした。私も赤の筆ペンで「ここははらう」みたいなチェックをするのかと思って、本を買って家で練習していたんですけど、1回も書きませんでした(笑)。

――撮影で特に印象に残っていることはありますか?

若月 環奈ちゃんの先輩役の松本怜生くんが、私と25歳の環奈ちゃんを同い年くらいに思っていたらしくて。「いくつですか?」と聞かれて年齢を言ったら、すごく驚かれたんです(笑)。それは嬉しすぎました。

――若く見られたことが?

若月 それもありますし、松本くんも今24歳なのに年齢の壁を感じさせず、若い先生と生徒くらいにフラットに話せていて。お芝居もやりやすかったので良かったなと、舞い上がって福岡から帰りました(笑)。

現場での自分の居方を変えたいと思っています

――6月に誕生日を迎えて、気持ちの変化はありました?

若月 少し前から現場で年下の方が増えていて、自分の居方を変えたいと思っていました。以前は自分が一番下のカンパニーが多くて、皆さんに「教えてください」という感じでしたけど、自分が教えられることや相談に乗れることがあったら、できるような人間になりたいなと。

――キャリア的にも、そういう立場になるんでしょうね。

若月 去年、『セレブ男子は手に負えません』の撮影で、周りがすごく若くて。(井手上)漠ちゃんはドラマの経験が少なくて「あれはこうで」という話もしたり、(本田)響矢くんには、中学生のときに乃木坂46の『ガールズルール』とかを聴きながら、学校に行っていたと聞きました(笑)。自分が上の世代だという認識をしっかり持つと、できることが変わるので、周りに年齢を自覚させられることが多いです。

――実際に行動も変わったんですか?

若月 現場が円滑に回るように、配慮をしたいと思うようになりました。今まで先輩やスタッフさんに任せていたことを、自分がやっていきたい気持ちはあります。小さいことだと、誰かが疲れてそうだったら、元気が出る差し入れを持っていったり。座長とか関係なく、お母ちゃんみたいな感じでやっていきたいと思いました(笑)。

年齢が自分に追い付いた感じがします

――「この年齢までにはこうなっているはずだったのに」ということは、なさそうですね。

若月 あまりないです。私には8歳上の姉がいて、今の私の年齢のときもフラットに話していたので、あまり変わらない感じがします。私も24歳の松本怜生くんとフラットだったので、そういうものかなと。気づいたら40歳で高校生と対等に話せているようになりたいです。

――自分が年齢に追い付いてない感覚もないと。

若月 どこの現場でも「しっかりしているね」と言われてきて、真面目キャラという感じだったので、むしろ年齢が自分に追い付いてきた感じがします。

――でも、バーには行ってないんですね。

若月 行く機会を逃しました。コロナ禍の3年でお酒を飲まなくなる波があって。ごはんに行って1杯目はビールで乾杯していたのも、1人になったらなくなりました。つき合ってくれていた友だちとも、ランチになっていくんです。女子ならではで、特に同業者だと夜からお仕事のこともあって、夕方で解散。本当に飲みには行かなくなりましたね。

――今回の舞台の役作りも兼ねて、バーを初体験するわけですか。

若月 すっかり弱くなってしまいましたけど、目の前でバーテンダーさんがシャカシャカする技を見てみたいです(笑)。

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散歩をたくさんするようになりました

――1年前の取材では「人間としての体力作りをしたい」とのお話がありました。それはできていますか?

若月 人間関係では自然に身に付いてきていると思います。先ほどお話しした通り、普段はレジでも緊張するので、グッと力を入れて人と会話することが多くて。それがだんだん苦にならなくなってきました。力を入れながらもどう思われているのかは気にせず、ブレずにまっすぐ話せるようになりました。

――フィジカルな体力作りもしていますか?

若月 散歩をたくさんしています。何駅分か歩くのはもちろん、あえて遠目のコンビニやスーパーに行って、散歩の時間を作っています。ピラティスが流行っていたり、ヨガとかいろいろありますけど、私は続けられない自信があって(笑)。飽き性だとわかっているので、のんびりと苦にならず、効果はちゃんとあるウォーキングで回収していこうと思ったんです。

――異常に暑かったこの夏も歩いていたんですか?

若月 夜に歩いていました。地元の静岡だと8時には真っ暗ですけど、東京だと10時くらいまで、どこも比較的明るいので。

――何か聴いたりしながら?

若月 イヤホンで音楽を聴いています。自分でプレイリストを作るのでなく、勝手にシャッフルされたものにしていて。流行りを知らなくて会話についていけないのはもったいないので、そこも考えています。

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美魔女になれるようにコツコツと

――この10年をどう過ごすか、展望はありますか?

若月 いわゆる美魔女になりたいです(笑)。実年齢より若く見られるのをいつまでも続けていって、俳優としても「まだ下の年齢の役もいけるね」となったらプラスだと思います。凝り固まった考え方もせず、若い人たちと会話して新しいことを取り入れていきたいです。

――美魔女になるために、何かを実践していたりも?

若月 小さいことからで、脂質が多い食べ物を控えたり、お肌にもエイジングケアのものを使ったり。美容の方とお話しすると「25歳からやったほうがいい」と言われるんです。そこはコツコツと切り返していこうと思います。

――今の美しさに奢ることなく。

若月 私はいっぱい食べても、そこまで太りません。でも、それを続けていたら今後は体型がだいぶ変わると言われます。焼肉も最近ちょっとキツくて、昔の感覚で食べていたら、消化できなくなってきています。そこは過信せず、気をつけていきたいところです。

Profile

若月佑美(わかつき・ゆみ)

6月27日生まれ。静岡県出身。2011年に乃木坂46の1期生オーディションに合格。2018年に卒業。主な出演作はドラマ『今日から俺は!!』、『アンラッキーガール!』、『何曜日に生まれたの』、『セレブ男子は手に負えません』、映画『ヲタクに恋は難しい』、『桜のような僕の恋人』、舞台『鉄コン筋クリート』、『薔薇王の葬列』など。ドラマ『おむすび』(NHK)に出演中。11月3日より舞台『有頂天家族』に出演。「Oggi」美容モデル。

『有頂天家族』

原作/森見登美彦 脚本・演出/G2

出演/中村鷹之資、濱田龍臣(Wキャスト)、若月佑美、渡部秀、池田成志、相島一之、檀れい他

11月3日~11日・新橋演舞場 11月16日~23日・京都四篠南座 11月30日~12月1日・御園座

芸能ライター/編集者

埼玉県朝霞市出身。オリコンで雑誌『weekly oricon』、『月刊De-view』編集部などを経てフリーライター&編集者に。女優、アイドル、声優のインタビューや評論をエンタメサイトや雑誌で執筆中。監修本に『アイドル冬の時代 今こそ振り返るその光と影』『女性声優アーティストディスクガイド』(シンコーミュージック刊)など。取材・執筆の『井上喜久子17才です「おいおい!」』、『勝平大百科 50キャラで見る僕の声優史』、『90歳現役声優 元気をつくる「声」の話』(イマジカインフォス刊)が発売中。

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