【横須賀市】2024年冬（予定）ソレイユの丘に開業「泊まれる中銀カプセル」4つのデザイン案が決定！
横須賀市の楽しいワクワクする情報を発信！うみちゃんです。
近未来的なデザインのボックスを重ねあわせた集合住宅は、黒川紀章氏が設計した中銀カプセルタワービルです。1970年・1972年に竣工したこの建物は老朽化のため2022年に解体されました。
140個のカプセルのうち、23個を「中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクト」が黒川紀章建築都市設計事務所監修のもと、保存・修復しました。
オリジナルカプセルの5つを宿泊施設として活用する、世界で唯一「宿泊できるカプセル」として再生させるプロジェクトが株式会社エンジョイワークスによって開始しました。
4つのデザイン案が決定！
４つの内装デザインを公募したところ、公募期間中（4月9日～5月15日）142名のエントリーがあり、小学生3年生から70代までの多世代から「カプセル」への思いを形にした内装デザインが集まりました。
プロジェクト代表 前田氏とエンジョイワークスが計62作品を審査し、デザイン案が決定しました。
「ハレとケ -日常を仕舞い、何も無い贅沢を楽しむ方丈-」石橋 知美さんの作品
＜コンセプト＞
デジタル機器などに常に接している多忙な現代人が、「何も無い贅沢」を味わうことができるカプセルの提案。カプセルに入ると、まず持ってきた荷物を置くための収納のスペースが広がる。
そこで荷物を置き、服を着替え、奥へと開口をくぐり抜ける。畳の上には一つの灯とちゃぶ台だけが置かれており、丸い窓から海が広がっている。鴨長明が都を離れ方丈で生活したように、現代人が日常をおき、奥へとくぐり抜け、何もない贅沢な時間を過ごす。
「洞（うろ）」奥野 幹さんの作品
＜コンセプト＞
大木にある 「洞（うろ）」は、中に引き込まれるような魅力がある。内部は静けさと程よい暗さの中で、 葉音や鳥の囀りに満たされる。
カプセルの持つ「ネスト」のような性質と「洞」の空間性を掛け合わせ、未体験空間への冒険心を刺激し、自然と一体となれる空間。
「Horizon Capsule - 風景を取り込むカプセルホテル -」岸田佳晃/井辺陽子/小林佑輔 さんの作品
＜コンセプト＞
全溶接トラスによるシンプルな立方体のカプセルを、黒川紀章のメタボリズム思想を投影したアートとして展示することを試みる。
水平線に寄り添うように空間を二分し、上部空間はカプセルの構造躯体をアートと見立てたギャラリー空間、下部空間は宿泊設備を備える。メタボリズムの思想の下、都市（銀座）から自然（水平線）へと交換された風景をカプセル内部に取り込むことで新陳代謝する。
「Off Pod」早坂直貴/斧田裕太/中村一翔さんの作品
＜コンセプト＞
情報が届きすぎる時代に、何も届かない場所でしか気づかない景色、思い出せない感覚、考えられないことがある。あえて届かないことに特別な価値を感じる人は多い。彼らのためのoffになる空間。
宿泊してみたい！
2024年8月中旬からファンドによる資金調達を行い、その後、内装デザインの工事などを実施。
2024年末から25年年明けのオープンを目指しているとのこと。（＊工事進捗などにより、開業時期が変わる可能性があります。）
開業日等はエンジョイワークスの「ハロー! RENOVATION」ウェブサイトやSNSでお知らせします。
自然が豊かなソレイユの丘で、どのような「泊まれる中銀カプセル」が完成するのか楽しみですね。完成した際にはぜひ宿泊してみたいです！
株式会社エンジョイワークス
鎌倉市由比ガ浜1-3-1
電話 ： 0467-53-8583
コーポレートホームページ
「ハロー! RENOVATION」ウェブサイト
長井海の手公園ソレイユの丘
横須賀市長井4丁目
電話：046-857-2500
公式HP
★中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクト
公式サイト
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