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元阪神ロハス・ジュニアが1試合2発でトップタイに/甲府育ちの右腕が今季1軍初投球<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表/KBO取材記者
メル・ロハス・ジュニア(写真:kt wiz)

9日のKBOリーグはダブルヘッダーの1カードを含む6試合が行われた。

9位のKTウィズは首位LGツインズと対戦。序盤から主導権を握り、11-2と大勝した。KTは連敗を5でストップ。LGの連勝は4で止まった。

KTの1番打者、両打ちのメル・ロハス・ジュニア(元阪神)は2回に17号ソロ、7回にリーグトップに並ぶ18号2ランをいずれも左打席でライトスタンドに放り込んだ。

ロハスは2017年途中から20年までKTに在籍。21、22年と阪神でプレーし、今季KBOリーグに復帰した。この日の2本のホームランで、ロハスはKBOリーグでの通算本塁打数を150本とした。

ロハスはこの日、2本塁打を含む5打数4安打3打点。打率を3割1分5厘(リーグ16位)として前日より1分上げた。54打点は同2位タイ。

映像:ロハスの通算150号ホームラン(KBO公式YouTubeチャンネル)

◇6月9日(日)の結果

・トゥサン 2 - 8 KIA(チャムシル)

 勝:ユン ヨンチョル

 敗:チェ ジュンホ

・キウム 1 - 7 サムスン(コチョク)

 勝:イ スンヒョン#57

 敗:デ・ヘスス

・KT 11 - 2 LG(スウォン)

 勝:ベンジャミン

 敗:イ ウチャン

・ハンファ 3 - 3 NC(テジョン)

 勝:

 敗:

・ロッテ 1 - 5 SSG(プサン)

 ダブルヘッダー第1試合

 勝:キム グァンヒョン

 敗:パク セウン

・ロッテ 5 - 3 SSG(プサン)

 ダブルヘッダー第2試合

 勝:ウィルカーソン

 敗:ソン ヨンジン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「甲府育ちの右腕が今季初投球」

小学校卒業まで山梨県甲府市で過ごしたLGのキム・ジンス投手(25)がKT戦の6番手で登板。記録上は今季2試合目の出場だが、前回は降雨コールドで1球も投げず試合終了したため、事実上初登板となった。3回を投げて被安打3。6、8回は三者凡退に抑えるも、7回に安打の後、ロハスとファン・ジェギュンに連続弾を喫して3失点となった。

(関連記事:LGツインズ金眞秀は日本育ちの右腕 スポニチアネックス「室井昌也 月に2回は韓情移入)

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表/KBO取材記者

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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