【富士市】明治22年創業の老舗「富岳銘菓きよせ」が4月30日に閉店してしまいます。
ここ最近は新店がオープンして活気のある吉原商店街ですが、悲しいお知らせがあります。
明治22年創業の老舗、「富岳銘菓きよせ」が、2022年5月1日をもって閉店してしまいます。
☆追記 商品が品薄になってしまい予定より早く、4月30日をもって閉店することになったそうです。
女将さんに伺ったところ、ご夫婦で営んでおり、ご高齢で体力的に大変とのことです。
お子さんは皆さん違う分野の道に進まれて後継者もいないそうです。
ここで区切りをつけて閉店しようと決心されたそうです。
吉原は東海道吉原宿のまちです。
きよせの看板商品には宿場小まんじゅうがあります。
小ぶりで一口で食べられるので、知らぬ間にパクパク食べてしまい、なくなることもなきにしもあらず。笑
あんみつは色とりどりでカラフルです。
寒天は小さめで食べやすいです。
何を食べても上品な味で美味しいです。
これがなくなってしまうのは寂しいですね。
富士と桜えびサブレは富士ブランドにもなっています。
毘沙門だるまは凛々しいお顔のだるまさん。
伺った日には、大きな箱が8つありました。
これから納品するカステラが入っているそうです。
人気の高さが窺えます。
筆者もカステラをGETできました。
この和菓子のミニチュアは娘さんが趣味で製作したそうです。
細かい部分まで見事に再現されています。
ステキですよね!
商品名が書かれた達筆な文字も一部「生生菓子」や「かすてら」は娘さんが書いたものだそうです。
とても若々しく優しい女将さんから、いろいろなお話を伺いました。
定休日がなく不定休なので、なかなか体を休める時間もなかったと思いますが、これからはゆっくり過ごしてほしいですね。
130年余り、吉原商店街にあったお店ですから、馴染みのある方や思い出のある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
お店に足を運んでみてくださいね。
閉店を知り、市外からも大勢のお客様が訪れているそうです。
最後の営業は吉原商店街振興組合主催のイベントのある吉原宿一の市の開催日に合わせたそうです。
女将さんがおひとりで対応なさっていますので、待つこともあります。
商品が品薄、完売になる場合もありますので、ご了承ください。
富岳銘菓きよせ
富士市吉原2丁目4-6
TEL:0545-52-1190
営業時間:9:30~18:00
駐車場 店舗の裏 2台