富士宮市北山の給食センター横にある富士の国乳業株式会社は、地域の子どもたちに自分たちが搾ったおいしい牛乳を、給食で飲んでもらいたいという思いで朝霧高原のある酪農家さんが集まり、出資し合うことで設立された「酪農家がつくった牛乳プラント会社」です。

関東生乳品質改善共励会上位受賞の５牧場だけで搾られた良質な生乳のみを使用し、加工・流通等、各工程での徹底した品質管理をした工場で、最高品質の牛乳を地元に届けています。

私の子どもの頃は、給食の牛乳がまずくて、鼻をつまんで涙ぐみながら飲み干していたことを思い出します。
地元の子どもたちに「学校の牛乳はうまかったなー！」と言ってもらえるよう頑張っているという富士の国乳業さん。給食センターのすぐ近くにある理由にも納得しました。

『ふじのくにPREMIUMヨーグルト』を食べてみたくて、何度か富士の国乳業工場敷地内にある直売所を訪れてみたのですが、営業していませんでしたので、電話でお尋ねしたところ、コロナの影響でしばらく休業しているとのことで、販売しているお店を丁寧に教えてくれました。
その中でも「ヨドバシさんは本日出荷したばかりです」と情報を頂いたので、早速ヨドバシさんに行ってみました。

売り場には『ふじのくにPREMIUMヨーグルト』加糖、プレーン、黒糖（各780円）の3種類が並んでいました。迷いましたが、プレーンを購入。
＊黒糖は新発売です！

富士宮の選び抜かれた牧場の良質な生乳の風味を感じられるように、丁寧に発酵させた『ふじのくにPREMIUMヨーグルト』。
静岡県農林水産物の魅力を生かした新しい加工品の中から優れたものに贈られる『ふじのくに新商品セレクション』で令和2年度の金賞を受賞しています。

ヨーグルトと言うと深いお皿のような容器に入っているのが大半ですが、『ふじのくにPREMIUMヨーグルト』はキャップで開け閉めする包装です。
800ｇと容量が多いのですが、保存もしやすく、衛生的です。

そして期待が高まるその味は…

もっちりなめかなで、ヨーグルトなのに弾力があります。口に含むと舌にとどまるので生乳のおいしさが充分に味わえます。これはくせになります。

もっちりしているので、ヨーグルトの上にハーブやフルーツを乗せたり、クリームチーズのようにパンに乗せてもよさそう！

朝霧山麓の豊かな自然の恩恵と、酪農家さんたちが子どもたちを想って作った愛情がこもった生乳から作られた『ふじのくにPREMIUMヨーグルト』は他では味わえないとろもちの濃厚ヨーグルトでした。