【一宮市】普段見られない防災訓練の様子をレポート! 4年ぶりに「一宮市総合防災訓練」が実施
2022年8月28日(日)、4年ぶりの「一宮市総合防災訓練」が九品地公園競技場一帯で実施されました。
普段はなかなか見られない訓練の様子をレポート致します。
ぜひ最後までご覧くださいね。
令和4年度の訓練では、新型コロナウイルス感染防止のため大幅に規模を縮小し、基本的な負傷者の救助訓練や災害復旧のための応急対策活動訓練等が実施されました。
想定の災害
午前8時、南海トラフを震源としたマグニチュード9.1の地震が発生。一宮市内で最大震度6強を観測した。
こちらは応急災害対策訓練の様子です。
一宮市医師会、一宮市歯科医師会が市市民部保健師とともに、医療救護所にて医療処置を実施しています。
処置後、災害拠点病院である一宮市立市民病院へ搬送します。
本部長の一宮市長が各訓練を巡視し、激励する姿も見られました。
災害ボランティアセンターは、一宮市社会福祉協議会と一宮防災ボランティアネットワークが災害時に立ち上げ、ボランティアにかけつけた方とボランティアが必要な所をマッチングしていきます。
この用紙は、大阪や九州のフォーマットを一宮市用に加工、作成したものだそう。
ちなみに一宮防災ボランティアネットワークの方々は、高齢者が大多数を占めていると伺いました。完全にボランティアで市民の皆さんの為に頑張って来て下さっているそうです。
こちらは被災地域のかなりの範囲で有線通信が途絶したことをうけ、「一宮市アマチュア無線非常通信協力会」が無線機による情報収集を実施している様子です。
避難所の被災者に飲料水を供給する必要もあります。
倒木の撤去作業も行われていました。
災害対策本部では、
救援物資の食糧や毛布などを管理しています。
訓練の最後は、一宮市長からの講評で「一宮市役所などでは人事異動があるため、初めましてがないよう、人間関係の構築も大切。」とのお話がありました。
関係者の皆さま、一宮市防災訓練、本当にお疲れ様でした。
今回取材をさせて頂き、想像していたよりも多くの方々が訓練に関わっておられたことに驚き、一宮市民として本当にありがとうございます! という気持ちになりました。
又、多くの方々が暑い中、長袖の作業着を着ていて、そのお姿がすごいと思いました。
私は半袖で涼しい身なりをしていても、炎天下にふらふらになりそうになっていましたから・・・。
なかなか見られない訓練の様子を見て、様々な方々に支えられていることも実感しました。
皆さんの家庭や職場でも、災害時には「自分たちのまちは自分たちで守る」という意識を大切に、今一度、防災対策を見直してみてくださいね!
▼九品寺公園競技場
一宮市文京1丁目3番1号