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【日野市】平和のシンボルに。原爆の被害にあっても翌春芽吹いた「アオギリ」。被爆アオギリ2世が日野市へ

ひのさんぽ地域ニュースサイト号外NETライター(日野市)
日野中央公園に植樹された「被爆アオギリ二世」

こんにちは♪ 東京都の"ど"真ん中で日野愛を叫ぶ、地域ライターのひのさんぽです(^^)

2024年9月8日(日)、市役所の隣にある「日野中央公園」で、平和首長会議(広島市)から寄贈された被爆アオギリ二世の植樹イベントが開催されました。

(プレスリリースより)
(プレスリリースより)

被爆アオギリ二世」は、昭和20年(1945年)8月6日午前8時15分に広島に原爆が透過された時、爆心地から約1.3km離れた広島逓信局(現在の中国郵政局)の中庭にあったアオギリの種子から育てられたもの。

植樹されたまだ小さな「被爆アオギリ二世」
植樹されたまだ小さな「被爆アオギリ二世」

街も人も生活も一瞬のうちにすべてが破壊された、人類史上初の原子爆弾。その強烈な熱線と爆風、放射線により建物や樹木、人さえも焼き尽くされました。

そのアオギリも、枝葉はすべてなくなり幹は爆心側の半分が焼けてえぐられていたそうです。

そのような被爆の惨禍に遭い枯れ木同然だったにも関わらず、翌年の春には焦土の中で青々と芽吹き人々に生きる勇気と希望を与えました。

このアオギリの種から育てられた「被爆アオギリ二世」は、「平和を愛する心」、「命あるものを大切にする心」を育み、核兵器廃絶と世界恒久平和を願う象徴として様々な自治体へ受け継がれています。

日野市では初となったこの植栽イベントは、日野市核兵器廃絶・平和都市宣言の制定が令和4年(2022年)10月に40周年を迎えたことの節目として行われたそうです。

日野市長、日野市議会議長、市内の小中学生11人が核兵器廃絶と世界恒久平和を願い、植樹した苗木です。

公園へ寄った際は平和を願い、未来への希望と共に、被爆アオギリ2世を大きく育てたいですね。

日野中央公園
東京都日野市神明2丁目13−13番地−2

地域ニュースサイト号外NETライター(日野市)

日野市在住、子育てしながらひのの暮らしをお届け中。幾度となく聞かれる「日野市ってどこ?」『東京都の”ど”真ん中です!』ひのさんぽは大好きな日野の魅力を知ってもらうため、ひのの美味しい!きれい!すごい!楽しい!をご紹介します。

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