ゴルフボールは池の上では飛距離が落ちるって本当なの?
『ゴルフボールが池の上を飛ぶ時は飛距離が落ちる』とよく耳にすることがあるだろう。しかしこの説は実は科学的には大間違いなのである。
ゴルフボールは空気密度が高いと飛距離が落ちる。池の上は水が蒸発して空気密度が高くなるため飛距離が落ちると考えている人が多いのだろうが、実は湿度が高くなると空気密度は反対に低くなるのだ。
池の上では池の水の蒸発により、わずかながら湿度が高くなりやすい。すなわち池の上ではむしろボールが少し飛びやすくなると言った方が科学的には適切なのだ。しかしこの影響はあくまで軽微なものであり、実際に飛距離が大きく変化するといったことはないと言っても過言ではない。
しかしこの事実を知っていてもなお、シングルプレイヤーである筆者としては、池の上は飛距離が落ちるようにどうしても感じてしまう。おそらくこれはメンタル的な要素からくるものなのだろう。
池を目の前にするともちろん池ポチャが気になってしまうものだ。池超えのショットでは、「よし!科学的に飛距離が落ちるということはないんだ!」とむしろ自信を持って、しっかりスイングを振り切ることが大切なのかもしれない。
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