岐阜県可児市は、江戸時代（1819年）に石塚岩三郎によって吹きガラス製造が始まった地です。

平成11年にオープンした「わくわく体験館」のガラス工房では、石塚岩三郎の貴重な吹きガラス製造の歴史を多くの人に知ってもらうため、ガラスを製造することになった理由の「良質の硅石（けいせき）」を探し求めることから、再現事業をされています。

「石（チャート）を採取」→「チャートを炭で焼く」→「水で急速に冷やす」→「石を粉にして鉛や硝石などを混ぜる」→「水に投入」→「粗煮」→「精煮」→「吹きガラスで製作」
と、まるで科学実験のような面白い講座です。

江戸時代のガラス作り体験講座の他にも、さまざまな体験が用意されています。

１０００度以上で溶けている、オレンジ色のガラスを竿に巻き取って、形を整え、息を吹き込み器にしていきます。

スタッフの方が、マンツーマンで丁寧に教えてくださるので初心者でも安心です。

世界に１つしかない、自分だけの作品を楽しみながら作れるって素敵ですよね！

以前こちらで「吹きガラス体験」と「トンボ玉作り体験」をさせていただきましたが、優しいスタッフさんと会話をしながらの体験がとても楽しかったです。

こちらのカラフルな棒は「トンボ玉」の材料。
卓上バーナーでこのガラス棒を溶かして、オリジナルのトンボ玉を作ります。

他にも、ステンドグラス体験・ヴェネチアンアクセサリー体験・サンドブラスト体験・フュージング体験・季節限定の体験講座などなど、４歳から大人の方まで楽しめるように、さまざまな体験が用意されているので、自分の好きな体験を選んで、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

わくわく体験館

住所：岐阜県可児市塩河1071-4(ささゆりクリーンパーク内）
TEL：0574-65-1515
FAX：0574-65-0981

利用時間
ガラス工芸体験
9：00～16：00（最終受付15：00）
体育館・会議室
9：00～21:30

休 館 日
火曜日、祝日、年末年始
＊ゴールデンウィーク期間の祝日は開館します。
　(R5年4/29.5/3.5/4.5/5は 開館します)