神の王国「アトランティス大陸」の存在を示唆?プラトンの記録や海底で発見された謎の物体とは
古代ギリシャの哲学者・プラトンの著書に登場する幻の島「アトランティス大陸」はご存知でしょうか。
アトランテイス大陸では非常に高度な文明が栄えていたとされており、幻の金属「オリハルコン」を用いた戦闘機や通信機器など生み出していたと考えれています。
かつて古代の地球に存在したと考えられていますが、いまだ発見されることのない謎多き存在。
今回は、そんな「アトランティス大陸」にまつわる都市伝説を紹介します。
神の王国
アトランティス大陸は、ポセイドン(※ギリシャではポセイドン、ローマではネプチューンとよばれていますが、同一神です)の末裔が王族として君臨した神の王国で、神の導きや知識のおかげで高度な文明と軍事力を築きました。プラトンの著書では、最終的には力を持った王族や国民が堕落しきり、神罰を受けて島は海底に沈んだと考えられています。
現代の研究でアトランティス大陸は、地中海と大西洋の間に位置すると想定。そこは、通りかかった船や飛行機が行方不明になると噂が絶えない「バミューダトライアングル」の海域です。
もしかすると、海底には未だ発見されていない「アトランティス大陸」が眠っているかもしれません。
存在を示唆する記録
アトランティス大陸についての記述を書き残した古代ギリシャの哲学者・プラトンは自身の著書において、アトランティス大陸が保有した戦艦や戦車の具体的な数から兵数まで細かく明記していました。
さらに、アトランティスの首都に相当する居住区の作りや大きさまでも数字にして記録していたのです。
この数字を学者が復元・再現すると、アトランティスの居住区は美しい円形であることが判明。無駄のない完璧な図形が浮かび上がったことに驚いた学者たちは、「アトランティス大陸が存在した証拠」ではないかと考えているようです。
海底に眠るお宝
2011年にスウェーデンのトレジャーハンターがバルト海で未知の異物を発見し、話題となりました。その異物は、直径約60m高さ約8mの巨大な円盤状をした物体で、アトランティスが海底に沈んだとされる年代とマッチしており、自然形成されることのない酸化鉄と針鉄鉱が含まれていたことから古代人類の遺産だと考えられいます。
どのような用途や目的で生産されていたのかは不明で、200m以内に近づいた電子機器や通信機器に異常をきたす特殊な性質を持っていました。
そのため、一部ではアトランテイス文明の遺産であるという説やUFOではないかと考える声も上がっています。
現代の科学や技術を上まわるともいわれるアトランティス大陸の存在はロマンや夢が詰まっているだけでなく、幻の金属「オリハルコン」や軍事に使われた戦闘機などの発見により私たちの生活を脅かすことになる可能性もあるのです。
新しい発見があったときには古代人に恥じぬよう良識をもって活用することが、現代人の私たちの役目といえるでしょう。
広島県呉市には、神々しい姿の「ネプチューン像」が設置されています。ぜひ、アトランティス大陸を繁栄させたという人類の祖先を見に行ってみてくださいね。