【横浜市】惜しまれつつ閉店した中華街の名店が4年ぶりに復活!元フレンチの料理人が作る絶品豆花専門店
横浜中華街で人気があった「豆花専門店 SOY CAFE」。ご主人の体調不良により惜しまれつつ閉店しましたが、多くのファンから「また食べたい」との声が多く、4年ぶりに伊勢佐木町に場所を移して復活しました。
豆花専門店 SOY CAFE
JR「関内駅」北口、京急「日の出町」駅、市営地下鉄「伊勢佐木長者町駅」の各駅から徒歩5、6分。伊勢佐木町の「かに道楽」横の路地に、4月25日にオープンした「豆花専門店SOY CAFE」。
豆花(トウファ)は、豆乳をお豆腐よりも柔らかくかためたものに、ほんのり甘いシロップとトッピングをのせて食べる台湾スイーツです。
店内はテーブル席が3卓のほか、カウンターもあるのでひとりでも入りやすい。
一番奥が厨房で、店主hiroさんこと二宮宏人さんの朝は、お店で大豆を搾り、豆乳を作るところから始まります。
横浜中華街から移転しましたが、豆花を作るには豆腐屋さんのように大量に水を使用するので、”1階”なのがお店探しの条件だったそうです。
メニューは豆花と仙草ゼリーの2種類のみ
入り口でまず食券を購入。メニューは、豆花と仙草ゼリーの2択のみ!豆花自体には甘みがなく、大豆のシンプルな味わいなので、トッピングやシロップを追加して自分好みに楽しむのが醍醐味です。
ベースの豆花か仙草ゼリーに、タピオカ、小豆、緑豆、白玉、ピーナッツ、芋圓(タロ芋の団子)、ハト麦、白タピオカ、黒もち米、マンゴーなど10種のトッピングが選べます。
迷った時には、おすすめの具材を合わせたお得なセットメニューがいいですね。
甘くない食事系の豆花もありました。
- 柔らか牛バラ肉豆花
- 海鮮豆花
- 豆花パクチー
元フレンチの料理人が作る絶品豆花
つるんとした豆花とシロップを一緒に口の中に入れると、やさしい甘味のあとにふわっと大豆の風味が広がります。
ピーナッツを柔らかく煮た「花生(ホワション)」は、生の食感をほんの少し残し、舌でつぶれるくらいの柔らかなもの。タピオカもモチモチでおいしい。
シロップにはミネラルたっぷりなサトウキビが原料の「素焚糖(すだきとう)」を使用。甘すぎず、飲める優しい甘さで、シロップが足りない時には足してもらえます。
20kg痩せた経験から豆花専門店をオープン
フレンチの料理人だったhiroさんが、なぜ「豆花」の専門店だったのか、気になったので質問したら、とても興味深い話を聞くことができました。
仕事を辞めた後、体重98kgまで太ってしまい、ダイエットの方法を調べたところ、ヘルシーフードの「台湾豆花」が体によさそうと作りはじめます。
一度に大量の豆花ができるので、毎日食べているうちに71kgまで半年で26kg痩せて、ご自身もびっくり。そんな大豆のパワーを他の人にも伝えたいということで「豆花専門店」を開いたのだそう。
プルンとした艶のある豆花は、寒天やゼラチンではなく、台湾と同じ凝固剤や機械を使い、本場さながら。
「豆花は本当に奥が深い。大豆に含ませる水の量、質と豆乳にした時の濃度と沸かす温度。サツマイモ澱粉、焼石膏、水の凝固剤の質と量。凝固剤に豆乳を一気に流し込む時の勢い、温度…どれか一つでも違えば食感、香りが全て変わる。」
と熱く語るhiroさん。
豆花は筆者の大好物で、今までいろんな場所で豆花を食べ歩きましたが、hiroさんが作ったものは、甘すぎない優しいシロップや食感がかなり好みでした。
スイーツと思いがちですが、おなかにたまるのでお昼の代わりにもなります。
くるみや松の実、カシューナッツがたっぷり入った自家製食べるラー油で、食事系の豆花をいただくのもいいですね。
店主ひとりでお店を切り盛りされているので、近所への配達時には一時的にクローズしている時もあります。時間に余裕がある時に訪れて、ぜひダイエット成功秘話なども聞いてみてはいかがでしょうか。
基本情報
・豆花専門店 SOY CAFE
・横浜市中区長者町8-123-6
・平日 12:00〜21:00(L.O 20:30)
土曜日 11:00〜21:00(L.O 20:30)
日/祝日 11:00〜20:00(L.O 19:30)
※売り切れ次第終了
・最寄駅 京急「日ノ出町」駅徒歩5分
市営地下鉄「伊勢佐木長者町」駅徒歩5分
JR「関内」駅北口徒歩6分
・目の前に300円コインパーキングあり
公式 インスタグラム