キャンプのプロが伝授!「0円で焚き火をする」とっておきの方法
日本キャンプ協会認定インストラクターの渡邉です。
キャンプで最も楽しみなアクティビティといえば「焚き火」。
しかし、焚き火をするには、
- 薪を買う
- 薪割りをする
- 大荷物を持ってキャンプ場まで行く
など、数々のハードルがあります。
薪の入手にもキャンプ場の利用にもお金がかかり、諸々の手間もかかります。
そこで今回、誰でも気軽に焚き火をしてもらうために、完全無料の0円で焚き火をする方法を紹介します。
この記事を読んで、1人でも多くの人が、日々のストレスを焚き火で癒して欲しいと思います。
ランニングコスト0円で焚き火をする手順
すいません。0円でと言いましたが、初期投資に以下の2000円程度のギアだけ買ってもらう必要があります。
ただ、これだけ買ってもらえれば、それ以降のランニングコストはずっと0円なのでご容赦ください。
ランニングコストがかからないとは、燃料代(薪の費用)と焚き火の場所代がかからないという意味です。
紹介するのは、CANWAYの小型の二次燃焼ストーブです。
このギアの長所を紹介しつつ、0円で焚き火をする方法を紹介します。
落ちてる枝だけで焚き火ができる
このミニウッドストーブの1つ目の長所は、落ちている枝だけで、焚き火ができるという点です(私自身、キャンプ初心者の頃は「焚き火=薪が必要」という固定観念があったので、”枝だけでもできる”と気づいた時には目から鱗でした)。
その理由を説明します。
このウッドストーブは非常にコンパクト、かつ非常に燃焼効率が良いという特徴があります。
燃焼効率が良いのは、このストーブが二次燃焼が起きる構造になっているからです。詳しい理屈は割愛しますが、二次燃焼は燃料をほぼ完全燃焼させることができるため、非常によく焚き木が燃えます。
そのため、小さな枝を少量入れただけでも非常によく燃えてくれるのです。
つまりCANWAYのミニウッドストーブであれば、キャンプ場や、自宅の庭に落ちている枝だけで焚き火ができるので、市販の薪を買わずとも焚き火ができてしまいます。
これがもし大型のウッドストーブ(あるいは焚き火台)であったら、枝を少量いれただけではストーブ内のスペースが大きすぎるため熱がこもらず、こうはいきません。
あくまで小さいストーブだからこそ、枝レベルの太さでも、焚き火として様(サマ)になります。
枝を燃料にできることで、薪代はかかりません。また、薪割りのような大掛かりな作業も必要なく、枝なので素手でポキポキと折るだけで燃料の準備は終わります。
煙が出ないので家の庭でも焚き火できる
2つ目の長所は、煙が非常に出にくいこと。
これも二次燃焼構造によるメリットです。
このストーブは、特殊な構造により、燃え残った可燃性ガス(=煙)をストーブ上部で再び燃やすことで二次燃焼を起こします。よって、ストーブの外部にはほとんど煙が出ません。サイズも非常にコンパクトなため、煙の出にくさにはさらに拍車がかかっています。
よって、人によっては自宅の庭でも焚き火が可能になってきます(ただし近所に煙が漏れていないか十分に確認してください)。
これにより、キャンプ場に出かける手間と利用にかかる費用を省くことができます。
自宅に庭を持たない人であっても、無料のキャンプ場に行けば焚き火するのに場所代はかかりません。
ここだけの話ですが、無料のキャンプ場は探せば意外とあります。
無料ではなくても、数百円台のキャンプ場も割とあるものです。
「〇〇(住んでる都道府県) キャンプ場 無料」などでググってみて下さい。県営、市営のキャンプ場が狙い目です。
ちょっと焚き火がしたくなったときに、デイキャンプでサクッと無料のキャンプ場に行くという使い方ができます。
つまり話をまとめると、
「落ちてる枝だけで焚き火ができる」×「(煙が出にくいため)キャンプ場はもちろん自宅の庭でも焚き火ができる」
という2つの長所の掛け合わせにより、手軽にどこでも無料で焚き火を行うことができます。
おまけに、二次燃焼特有のきれいな炎を鑑賞することもできます。
ちなみに
ちなみにブログの方では、この記事では紹介しきれなかった、CANWAYキャンプストーブの細かい長所や、もっと便利な使い方についても詳しく紹介しています。
具体的には、
- この製品の更なる長所
- 便利な使い方
- この製品の短所
についても紹介しています。
この製品の魅力をさらに知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。
詳細記事▼