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【那須塩原市】新しくなった黒磯の道の駅。リニューアルした直売所やレストランメニューを紹介します。

なすがすきー地域ニュースサイト号外NETライター(那須塩原市・大田原市)

2023年3月に一旦閉店し、解体・新築工事を経て、道の駅「明治の森・黒磯」がリニューアルオープンしました。

リニューアルオープン日は2024年4月26日(金)です。

マルシェ(直売所)も新しくなりました。

以前の直売所と比べて天井が高く、解放感があります。訪問は平日で雨が降っていましたが、多くのお客さんでにぎわっていました。

道の駅「明治の森・黒磯」がある那須塩原市の青木地区は、市内でも特に酪農が盛んなエリアです。

農産物はもちろん、地元の牛乳を使った乳製品などの販売を通じて、酪農の価値を高めることに取り組んでいるそうです。

今回は2024年5月1日(水)に行われた、メディア向けの内覧会&試食会に参加させていただきました。

マルシェ(直売所)以外にも、道の駅「明治の森 黒磯」の取り組みや、魅力的なレストランメニューなどを紹介します。

クラフト(工房)

施設内には工房があり、那須塩原産の牛乳を使って「ソフトクリーム」と「飲むヨーグルト」を製造します。

工房で作られた「ソフトクリーム」や「飲むヨーグルト」は「ミルクスタンド」で直接提供されます。休日には行列ができるほどの人気だそうです。

また、菓子工房では地元産バターを使った焼き菓子を作っています。

バターたっぷりの焼き菓子を試食させていただきました。

写真左上から時計回りで、

  • リンツクッキー
  • ガレット
  • パウンドケーキ
  • バターサブレ

リンツクッキーはオーストリア・リンツ市の伝統菓子「リンツァートルテ」をもとに作られた焼き菓子で、ラズベリージャムがサンドされています。

ガレットやパウンドケーキ、サブレなど、バターを使って香ばしく焼かれた焼き菓子はどれもリッチな味わいでした。

これらの焼き菓子はおみやげ品として販売されています。

ダイニング(レストラン)

明治の森ダイニング(レストラン)では、那須塩原市産の経産牛(けいさんぎゅう)や、季節の野菜をたっぷり使ったメニューを提供しています。

経産牛とは、出産を経験したメス牛のことです。

市場では価値が低いとされている経産牛を、レストランでおいしく調理し提供することで、新たな価値を生み出しています。

主なメニューは以下の通りです。

経産牛煮込みハンバーグ(ライス、サラダ、ムース付き)

特製デミグラスソースで煮込んだ那須塩原産経産牛のハンバーグです。添えられているムースは地元名産の「かぶ」を使用。価格は1,500円(税込)です。

経産牛ビーフカレー(サラダ、ムース付き)

飴色玉ねぎをたっぷりと使用し、スパイスでじっくり煮込んだ経産牛のカレーです。価格は1,300円(税込)。

モッツァレラチーズとトマト、春野菜のパスタ(サラダ、ムース付き)

チーズ工房那須の森のモッツァレラチーズと自家製トマトソースを使い、春野菜を合わせたパスタです。価格は1,300円(税込)。

リンツァートルテ

那須塩原市の姉妹都市であるリンツ市の伝統菓子「リンツァートルテ」です。

オーストリア大使館商務部の公式X(旧Twitter)でも紹介されました。

「リンツァートルテ」はラズベリージャムとスパイスを使ったタルトで、レストランで提供されているメニューにはヨーグルト風味のクリームが添えられています。価格は550円(税込)。

いちごミルクプリン

地元の牛乳ととちおとめを使った地域色あふれるデザートです。価格は550円(税込)。

レストランは施設の北側にあり、国の重要文化財でもあるクラシックな洋館「旧青木家那須別邸」を眺めながら食事がいただけます。

道の駅「明治の森・黒磯」の敷地内には、四季折々の花が楽しめるお花畑「ハンナガーデン」が併設されています。ゴールデンウイーク期間中は菜の花が見頃とのこと。

リニューアルオープンでさらに魅力が増した道の駅「明治の森・黒磯」へぜひ訪れてみてください。

【施設情報】
道の駅「明治の森・黒磯」
所在地:〒325-0103 栃木県那須塩原市青木27
電話番号:0287-63-0399

地域ニュースサイト号外NETライター(那須塩原市・大田原市)

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