【富士宮市】昔は噴水だった花壇も見納め…駅前広場等施設整備事業で、『駅南口ふれあい広場』が変わる
今年10月に富士宮市のHPに掲載された『富士宮駅前広場等施設整備事業』。
駅北では古くなった1階のトイレを取り壊し、2階部分に新しくトイレを設置する整備工事や、タクシー乗り場と富士宮駅を繋ぐエレベーター設置工事、耐震補強工事などが着手されています。
供用開始から40年以上が経過し、ところどころで施設の老朽化が見られる富士宮駅前広場。
駅周辺は鉄道・バス・タクシーといった公共交通の結節点で、多くの市民や観光客に利用される、富士宮市の入口!
『富士宮駅前広場等施設整備事業』では、どなたでも利用しやすいバリアフリーの推進、ユニバーサルデザインと景観に配慮した駅前広場等の整備が行われるそうです。
広々とした『富士宮駅南口ふれあい広場』は、バス通学をしていた学生時代、よく利用していた思い出のある場所です。
昔噴水だった場所は、ローマ調の立体の花壇になり、その周りは芝生になりました。
北側には核兵器廃絶と平和を祈るはばたきの像や長崎被爆二世の柿の木などが植樹され、木々の間からは鳥たちのさえずりが聞こえてきます。
ロータリーは送迎の車の停車場、タクシー、宮バス乗り場となっていて、その奥には広い駐輪場が整備されています。
『富士宮駅前広場等施設整備事業』で『富士宮駅南口ふれあい広場』は駅と商業施設等をつなぐ『通行スペース』と、広場としての『休養スペース』を整備されるそうで、
『休養スペース』として、ベンチ・シェルター・水飲み場等を整備。『通行スペース』として、既存の花壇を撤去。広場全体の舗装を新しくし、すべての照明をLED化します。照明の配置により、夜間でも明るさを確保できるようになるそうです。
私的には、今の雰囲気もとても好きなのですが、確かに利用者は少ないのが事実…
せっかく駅南に来たので、今回は一日公共機関を使って生活することに!
富士宮駅に入ると、構内に『ようこそ 富士宮駅へ』と書かれたスタンプ用紙と白糸の滝のスタンプが用意されていました。
白糸の滝の説明や、源頼朝が富士の巻狩りで白糸の滝を訪れた際にこの上に詠んだ句、
などが印刷されているスタンプ用紙を読んでいると、一目見たいと行ってみたくなります。
富士宮駅からは晴れていれば富士山も見えます。
駅周辺がどなたでも利用しやすく、立ち寄りやすい場所になれば、より多くの方が何気なく見える景色にも富士宮の魅力を感じてくれるようになるのではないかと期待を込めて、久々の身延線に乗り込みました。
富士宮駅南口ふれあい広場
所在地:富士宮駅(富士宮市中央町16-1)南側