猫と『絆を強めるため』に実践したいこと4選!猫が心を許してくれたと感じる瞬間とは?
猫との暮らしは、癒しや喜びを与えてくれるかけがえのない時間です。ふわふわの毛並みを撫でたり、甘えた声で鳴かれると、心が満たされますよね。
しかし猫との関係が上手くいかず、もっと仲良くなりたいと悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、猫と絆を築くために行いたいことをまとめてみました!ぜひ参考にして下さい!
1.猫と『絆を強めるため』に実践したいこと4選!
1‐1.猫とのコミュニケーションを深める
猫と絆を深めるなら、まずは猫とコミュニケーションを積極的にとってみましょう!
まずは猫のボディランゲージに注目します。耳・仕草・しっぽの動きは比較的わかりやすいので、そこから猫の気持ちを推測し、それにあった対応をしてあげましょう。
※猫のボディランゲージから解く気持ちについては、過去の記事を参考にしてください。
さらに日ごろのスキンシップも大切なコミュニケーションです。
一緒に遊んだり、ブラッシングをしたり、猫が寄ってきたときに撫でてあげたり。忙しくてもできれば毎日、猫とスキンシップをとるのが好ましいです。
一緒に穏やかな時間を過ごすことで、次第に信頼関係も築かれていくでしょう。
1‐2.一緒に遊ぶ時間を大切にする
猫とのコミュニケーションを深めるためには、一緒に遊ぶ時間を大切にすることも非常に重要です。
遊ぶ時間は猫と飼い主の絆を深めるだけでなく、猫の心の健康にも影響します。
猫にとって遊びは狩猟本能を満たしてストレスを軽減できるうえに、飼い主とコミュニケーションをとれる大切な機会。
また飼い主にとっても、猫の行動や好みを理解する良い機会ともなります。
たとえばどのようなおもちゃが特に好きなのか、どんな動きに反応するのかを観察したり。猫の性格や気持ちを知ることができます。
これによりより深いコミュニケーションが生まれ、猫との関係をより豊かにする手助けとなるのです。
【ひとこと】愛猫はレーザーポインターが大好きで、それ以外は遊びません…
1‐3.毎日のお世話で信頼関係を築く
猫との信頼関係は、一朝一夕に築けるものではありません。毎日のお世話を丁寧に行うことも、猫の心を開くポイントになります。
食事の用意や遊び相手、ブラッシングや身の回りの清掃など、こういったお世話をしてくれる人は、猫にとっては母猫同然です。自然と甘えたり、頼るようになるでしょう。
そのため絆を強めるなら、ただかわいがるだけでなく積極的に身の回りのお世話を行ってくださいね。
1‐4.猫のペースを尊重する
猫と絆を深めるためには、何よりも猫のペースを尊重することが重要です。
猫はそれぞれの性格や気分に応じて行動するため、無理に接触を迫るとストレスを感じてしまいます。
たとえば猫が暇を持て余しているときや、遊びたい気分のときは積極的にかまってあげて、逆に少し距離を置きたい様子のときは無理に近づかず見守ったり。
猫との絆は一方的なものではなく、お互いが尊重し合うことが大切。猫のペースを尊重し、その気持ちを理解しようと努めることで、より深い絆を築くことができるのです。
2.猫が心を許してくれたと感じる瞬間は?
2‐1.膝のうえに乗ってくる
猫が飼い主の膝の上に乗ってくるのは、猫が飼い主に信頼を寄せている証です。
猫は警戒心が強く慎重な動物であり、特に休息を取る場所の選択には非常に敏感です。そのため、安全だと確信できる場所でしか眠ることはありません。
膝の上で丸くなって眠る姿は猫が最も無防備な状態であり、それだけ飼い主のことを信頼し、安心できる存在として認めているということなんですね。
2‐2.手からおやつを食べてくれる
猫が飼い主の手から直接おやつを食べてくれる行為は、深い信頼関係の表れです。
猫は食事のときも警戒心が高まります。野生では食事中は非常に脆弱な状態となるため、周囲の安全確認を怠らず、少しでも危険を感じれば即座に逃げ出さなければいけません。
そんな猫が人の手元に顔を近づけ、直接おやつを受け取るということは、その人に対して完全な信頼を寄せているという証といえるでしょう。
【ひとこと】野良猫だった1匹の愛猫が、ちゅ~るを手から食べてくれたときは、とてもうれしかったです。
2‐3.威嚇しなくなる
猫が威嚇をしなくなることは、猫が飼い主との関係において大きな心理的な転換点を迎えたと思っていいでしょう。
というのも威嚇行動は、猫が不安や恐怖を感じた際の自己防衛本能の表れです。
つまり耳を後ろに倒したりする威嚇の行動がなくなるのは、その猫がもはや飼い主に対して警戒や防衛の必要性を感じていないことを意味します。
2‐4.スリスリをしてくれる
猫が飼い主に体をスリスリと擦りつけてくる行為は、よくみられる猫の愛情表現の一つです。
これは単なる甘え行動だけではなく、自分の匂いを相手に付けることで「この人は私の大切な家族よ」というメッセージを込めた、猫特有のコミュニケーション方法なのです。
体全体を使ってゆっくりとこすりつけてくる仕草からは、猫が飼い主との触れ合いを心から楽しみ、安心している様子が伝わってきますね。
2‐5.お腹をみせてくれる
猫がお腹を見せてくれるのは、相手に心を許している証拠です。
というのもお腹は猫のとくに無防備な部位であり、通常は信頼できる相手にしか見せない部分だからです。
つまりお腹を見せるのは、飼い主を「安全で安心できる存在」として認識しているということ。
ただしお腹を見せたからと言って、急にお腹をワシャワシャするのは避けましょう。
お腹を触られるのが嫌な子もいるので、タッチするのは猫の様子を見ながら行ってくださいね!
【ひとこと】愛猫はお腹タッチNGなので、モフモフしたくなりますが、グッと我慢します。もどかしい…
3.まとめ
猫と絆を深めるためには、猫の性格やペースに合わせた接し方が重要です。
ゆっくりとしたコミュニケーションや一緒に遊ぶ時間、安心できる環境づくり、そして適度なスキンシップを実践することで、猫は飼い主を信頼し心を許してくれるようになるでしょう。
ぜひこの記事を参考に、あなたと愛猫だけの特別な絆を築いてくださいね。