皆さんは「ルバーブ」という野菜をご存じですか？

見た目は蕗（ふき）のようで、シベリア原産の北米と北ヨーロッパではメジャーな野菜です。イギリスでは薬効があるとも言われています。

実は昨年、百草の里山にある「石坂ファームハウス」の野菜収穫イベントで生まれてはじめてルバーブという野菜を知りました。

どうやって食べてよいのか見当もつかず、ジャムがおすすめと教えてもらって砂糖とレモン汁で作ってみたところ、甘酸っぱくて癖になるちょっと大人の味でした。

それ以来ルバーブに出会うこともなく過ごしていましたが、なんと日野産のルバーブジャムが販売されていたのです！

食物繊維が豊富でお通じを良くし、結果お肌の調子も整えてくれると話題のルバーブ。日野市民の健康と美容のためにジャムになって登場してくれたのでしょうか？

石坂ファームハウス以外でも日野市内にはルバーブを栽培している農家があったんですね。ルバーブジャムを販売しているのは日野市で農業を営んでいる女性たちが集まったみちくさ会。

「みなみの恵み」や「七ツ塚ファーマーズセンター」など、日野市内のいつくかの直売所でのみ販売されているちょっと珍しいジャムです。

昨年、生のルバーブを味見したらあまりに酸っぱくてびっくりしたのを覚えています。サラダに入ってそうなきれいな見た目なのに、かなり酸味が強めで硬い。こんなのがジャムになるの？　と思いながらコトコト煮詰めてみたらあれよあれよという間にとろとろになりました。

日野産ルバーブジャムの色はモスグリーン。ジャムというといちごやブルーベリー、マーマレード等、割と明るい色のイメージなので、ルバーブジャムと知らずに出されたら「なんじゃこりゃ？」になりますね。（写真はありませんが、昨年作ったときはレッドルバームだったのでいちごジャムのような色でした）

ルバームジャムは薬効があると言われている通り、香りはやや独特ですが甘酸っぱくて美味しい！　トーストやヨーグルトと一緒に食べるのがおすすめです♪

みちくさ会の作るジャムは日野産のルバーブと砂糖のみ。添加物は一切入っていませんでした。

新たな日野市の特産品です。もし見かけたらぜひお試しくださいね！