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「“日本人は足下の技術が上手い”という前提自体が疑問」植松慶太氏(エージェント)インタビュー(前半)

小澤一郎サッカージャーナリスト
現在も少なくない数の18歳未満の日本人選手がスペインでプレーしている

2014年4月、FIFAはFCバルセロナが国際移籍が原則禁止されている18歳未満の外国人選手を獲得しているとして補強禁止処分を下した。この処分を機に2014-15シーズンからはスペインでも未成年の外国人選手の選手登録が厳格化され、昨季以前からスペインでプレーしている日本人選手にも大きな影響が出ている。

FCバルセロナのトレーニングセンター入り口
FCバルセロナのトレーニングセンター入り口

こうした現状から18歳未満の育成年代において「海外を使った個の育成」は非現実的なテーマとなりつつあるが、今回はスペインの育成年代や移籍ルールに詳しいRFEF(スペインサッカー連盟)認定エージェントの植松慶太氏に話しを聞くことができた。ブラジルW杯で惨敗し、韓国や中国といったアジアのライバル国が国策として若手選手を海外に送り出し、欧州のサッカー環境を用いて”仕上げの育成”を行う中、日本サッカーはどのように育成と強化を進めていけば良いのか。

スペインでのリアルな現場や評価を知る植松氏だからこその厳しく、示唆に富んだ意見やアイディアに耳を傾けてもらいたい。(インタビュー日:2014年11月5日)

■気になるバルサの久保君らの現状は?

――FIFAが下したFCバルセロナへの処分について、特にスペインにはFCバルセロナの久保健英君を含め、少なくない数の18歳未満の日本人選手がいますが、現状はどのようになっていますか?

当事者ではないので詳しいことは分かりませんが、久保君の場合は10歳でスペインに来ているのでカタルーニャのルール上問題はないはずですし、選手登録も終わっています。しかし、おそらく自粛をして出場していません。バルサが刺される前のFIFAの未成年の海外移籍の規則には「11歳までの年齢であればOK」とあったのですが、最近確認するとその文言が消えてしまっているので、FIFAが隠れて取り払ったのではないかと思っています。

それが事実だとすると、今の規則に久保君も引っかかってしまいます。現状、カタルーニャ(州)は11歳までに来た外国人選手は登録OKとなっていますし、それは同州が勝手に残しているルールなのかもしれないのでマドリードなど他の地域についてはわかりません。そういった部分で、FIFAにばれた11歳以下の年齢でスペインに移住した外国人選手も今後はNGになってしまうと予想しています。

久保君の場合、幸か不幸かバルサというチームに入っているので、目を付けられている印象です。ただ、スイスにあるスポーツ仲裁裁判所(CAS)で引き続きやり合っているところです。バルサの言い分としては「11歳まではOKだったじゃないか」、「彼らがスペインに来た時のルールはまだOKだったはずじゃないか」といったルールに関するものと、「そもそもこのルールはおかしい」という2点あります。マシアというあれだけ素晴らしい環境で勉学も行なって、それを補うために家庭教師もつけています。

また、ポリシーとして勉学だけではなく、人間形成の部分もしっかり教育をしているため、「何が悪いんだ」という部分があり、引き続き係争中です。最終的にどうなるかはわかりません。係争中なので出場してもいいかとも思いますが、そこは逆に控えています。

――バルサは久保君だけではなく、他の外国籍選手の公式戦起用も自粛しているのでしょうか?

そうなりますね。10名以上のバルサのカンテラ(下部組織)の選手がFIFAの未成年ルールで引っ掛かってしまいましたが、久保君を含めあと3人くらい11歳以下の年齢で来た選手が引き続き係争中です。既に未成年ルールに引っ掛かっている韓国人のイ・スンウ(16歳/フベニールA)は18歳の誕生日を迎えるあと1年数ヶ月をバルセロナに居続けて“待つ”選択肢を取っています。

バルサ加入当初のイ・スンウ
バルサ加入当初のイ・スンウ

その代わり、イ・スンウのために例年以上に海外遠征を実施して親善試合やミニ大会に参加しています。契約も2019年、20歳までの契約を結びましたし、バルサとしては相当才能を買っているのでしょう。確かに彼は素晴らしいタレントで、公式戦出場のブランクがあっても韓国代表(AFC U-16選手権)であれだけやれるわけですから、かなりスケールの大きい選手の気風は漂っています。ただ今も、公式戦には出場していません。

――植松さんから見て、韓国人3選手がバルサに入団した時はどのような印象を持ちましたか?

97年生まれのペク・スンホ(17歳/フベニールA)は小柄でテクニック、球さばきが良く、賢い選手でしたがフィジカル的にどうかと思っていました。しかし、先日のAFC U-19選手権の試合を見たら身長が伸びていて驚きました。逆に、シャビのようなパスさばきはあまり見られなかったので、上のレベルに行くにはどうかなと思っています。

バルサ加入当初のチャン・ギョルヒ
バルサ加入当初のチャン・ギョルヒ

左利きのチャン・ギョルヒ(16歳/フベニールB)を見た時は、スペインに来た当初でしたが、「(日本は)韓国に先を行かれている」という印象でした。そのため、あら探しをするように見ていました(苦笑)。スピードがあるとは思いましたが、今ほどチームにフィットしていなかったです。だから、今見ると成長したと思います。

■大陸・世界規模の発想を持たない限り、ロシアW杯出場も危うい

――その3選手のバルサ入団に関しては、韓国サッカー協会の後押しもあったようですね。その辺り、韓国はサムスンなどの企業もそうですが、期待できる個を積極的に海外に送り出し、鍛えようという考えや文化があります。やはり、欧州トップレベルの育成環境で複数年プレーすることができれば、イ・スンウのように欧州サッカーの中で評価される技術・戦術を身に付けることができるのでしょうか?

私が扱っている日本人選手たちは、日本の中でトップ・トップというわけではありません。例えば、あるJクラブの最終セレクションまではいくような、いい線まではいっていたのでしょうが、トップではない子が挫折を味わい、見返すつもりで海外挑戦しています。日本の場合、トップレベルの中に入れなかった途端に劣悪とまでは言いませんが、150人いる部活の中で1年生からやらなければいけないような環境が待っています。

スペインの場合、1年生から普通に公式戦出場できますし、リーグ戦のレベルも高く、サッカー文化もありますから、日本で敵わなかったトップレベルの選手たちを見返すことが可能な環境ではあると思います。しかし、繰り返しになりますが、彼らは日本のトップレベルではなく、レベルで言えば10段階中7、8の子たちですから、そういう選手がスペインに来たところでスペインでは最初言葉も通じませんからレベルは6、7に下がってしまいます。

そういう意味では、日本の9や、あまりいませんが10のレベルのプロに近い日本人選手が来てどうなるかという例はまだ見ていません。そういった例を見たいのですが、今のエリートの子たちはJクラブのユースなどに入り、そこに満足を感じているので、敢えて茨の道(海外挑戦)をしようという気持ちは芽生え辛く、実現はなかなか難しいところです。それこそ、韓国サッカー協会や中国サッカー協会のような働きかけを日本サッカー協会がやるべきだと思います。どんどん選手を海外に出す代わりに、バックアップや保証などを協会として準備して、海外を使って個を育てる体制を作るべきですね。

望月嶺臣(野洲高校→名古屋グランパス)
望月嶺臣(野洲高校→名古屋グランパス)

南野拓実(セレッソ大阪)のようにプロに上がってすぐに試合出場できればいいのですが、望月嶺臣(名古屋グランパス)のようにあまり公式戦に出場していないタレントが日本にはまだまだ多い印象です。出場機会に恵まれない選手を練習試合、J3のU―22選抜に出すことも一つですが、結局は選抜でありJ3です。島国根性を脱して、大陸・世界規模の発想を持たないとまずいでしょう。私は、2018年のロシアW杯出場も危ういと思っています。

――望月嶺臣は野洲高校時代にスペイン遠征を経験しており、その遠征は植松さんの会社がコーディネートしているので彼のスペインにおけるプレーや評価をご覧になっているはずです。協会もJリーグも色々と策を練っているとはいえ、プロ入りして出場機会に恵まれず、試合勘、コンディションを落としてU-19日本代表で高校3年生にレギュラーや活躍を取って代わられるケースが目につきます。

そうですね。望月のいた野洲高校がスペインに遠征に来た時の野洲は本当に変わっていたというか、指導者の方が「望月をスペインに売り込みに来たんや!」、「望月のツアーや!」という発想で来ていました(笑)。ただ、残念ながらその時の望月は怪我をしていたため、試合には出場しましたが、本人曰く「6割のプレー」だったそうです。

当然、6割の望月がスペインの指導者、スカウトの目に留まるはずもなく、オファーにつながるような話しには発展しませんでした。そこは残念な点で、さらにグランパスに入団してもあまり試合に出られていないのは残念です。ポテンシャルは間違いなくあるでしょうし、ああいった選手がどんどん海外で揉まれていけば、今回のU-19代表も面白かったのではないかと思います。

U-19日本代表に入るような日本のトップレベルの選手が若くして世界の荒波に揉まれて逞しくなり、当然その中には競争に負ける選手も出てきますが、それを乗り越えた選手が日本に戻って来る流れになれば面白いと思います。私としても、Jユースからトップに上げたプロ1、2年目の選手でなかなか試合出場に絡めないような選手は海外に出すように働きかけています。

ただ、そういった選手がどこに入れるかと言ったら、スペインの1部や2部のチームは難しく、3部、4部のチームになってしまいます。そうなるとJクラブのフロントは3、4部のレベルに懸念を示したり、ビザも必要になってきますので、「面白そうだけどねぇ……」と口では言うだけで、なかなか実現しません。直近でもあるJ1のクラブが興味を示してくれましたが、その選手が怪我をしてしまい、破談になってしまいました。Jクラブとしてもまだなかなかピンと来ないアイディアなのかなと感じています。

■若い年齢で欧州サッカーに適応することの価値

――3部、4部リーグであっても、欧州のリーグで1シーズン通してプレーすることの価値は日本にいるだけでは理解され難いことだと思います。

昨季までバレンシアのBチーム(バレンシア・メスタージャ)でプレーしていた指宿洋史(アルビレックス新潟)や杉田祐希也(エルクレスCF/スペイン3部)のように3、4部から這い上がる例も出て来ています。先程言ったように、日本のレベル7、8の選手たちが挑戦するケースは増えて来ているので、その中から「欧州の3、4部とはいえ、レベルの高い環境でやって成長した」と感じられる選手が増えてくれば、日本での見方も変わって来るでしょう。そうすれば、日本のトップ・トップの選手も、チャレンジしようという流れが出来てくると思います。

――確かに指宿のケースは好例で、スペイン3部でやっていた日本人選手が日本のJ1クラブに移籍をして、今や「日本代表入りもある」といった活躍と評価を受けています。若い年齢で欧州サッカーに適応することの価値を知ってもらいたいですよね。

そうですね。それがわかったとしても、まだまだ日本のクラブは自分たちの選手を自分たちの中で囲いたいというメンタルがベースにありますから難しいとは思います。そのメンタルは、これからも障壁かなと思います。

――例えば、今ホットな話題で言うとU-19日本代表のFW奥川雅也(京都サンガF.C.U―18)にリバプールなど欧州トップクラブからオファーが届いたというニュースがあります。もっとも、京都のフロントは「トップチームで活躍してもらうために育ててきたので簡単には出さない」と難色を示しているようですが。

京都の気持ちもわかりますが、リバプールですよ。スペインのセビージャでさえ、「育成型クラブ」として割り切っているわけですから、そこはもっとグローバルな視点に立ってもいいと思います。何よりも、選手の気持ちを尊重したものであってもらいたい。本当にスケールのある選手、ポテンシャルのある選手なのであれば、より高い舞台を経験し、そこで修行を積める環境がベストだと思います。そのチャンスがあるのであれば、本人が望むのなら、挑戦させてあげたいですよね。

■守備の文化をもっと育てて欲しい

話しは変わりますが、日本には球際やハードワークの面でガットゥーゾ(元イタリア代表MF)やマスチェラーノ(FCバルセロナ、アルゼンチン代表MF)のように評価される選手が日本にはまだまだ少ないですよね。細貝萌(ヘルタ・ベルリン)や山口蛍(セレッソ大阪)がそれには近いですが。細貝のように顔の整った選手がああいったプレーヤーになるということはすごくいいことだと思っていて、あのプレースタイルの価値をどんどん上げていってもらいたいなと思います。

日本だと細貝のようにガツガツなプレースタイルだと、「オシャレじゃないね」といった評価を受けてしまいます。しかし、チームの為にああいった献身的なプレーをしてくれる選手はまさに「一家に一台」、「チームに一選手」と言っていい程、重宝される訳です。実は、短期でJの下部組織の子がスペイン留学に来ることもあるのですが、特にジュニア、ジュニアユース世代に言えることですが、数多くの日本人少年が球際やボディーコンタクト、ハードワークの面では全くスペイン人に敵いません。

タックルの深いスペインでは日本人ドリブラーが通用しない
タックルの深いスペインでは日本人ドリブラーが通用しない

10歳から12歳のゴールデンエイジの段階で、相手に好きにさせない能力、相手を邪魔する技術やしたたかさのレベルの差がかなり開いてしまっています。日本から来る子に得意なプレーは何か聞くと、多くの子どもは「ドリブル」と答えますが、スペインの子どもたちはタックルも深く、足先だけでボールを奪おうとしませんし、あわよくばユニフォームを掴んででも止めようとします。

先日、U-16日本代表がやられた韓国のイ・スンウのゴールのように60メートルのドリブルなんかは絶対に許さないわけです。ラグビーのように体ごと捕まえ引きずりながらカード、退場覚悟で潰します。スペインの子どもたちは「ここがやばい」と危険を察知したら、そういう汚いプレーも辞さない覚悟でプレーする環境で育っていますが、日本人の場合はクリーン過ぎるというか、いい子過ぎる印象です。そうなるとDFのレベルが違うので得意なドリブルがスペインだと全然通用せず、5回に4回はDFに引っかかってしまいます。個を磨くためにドリブルに特化して練習して来たはずなのに、世界に通用するドリブルにはなっていないのが現実です。

それは選手たちが悪いというよりも、華やかなドリブルだけにスポットライトを浴びせてしまっていて、それに対峙する相手ディフェンス側の敵からボールを奪う技術、相手の好きにさせない身体の使い方、相手のパスを読んでカットするスキルなど、“ディフェンス”面での意識、文化や技術・スキルがかなり低いということをずっと感じています。「日本人は足下の技術が上手い」と言いますが、その前提自体が疑問です。

スペインの試合の中で相手は激しく来るので、日本人の技術はその中で通じる技術かと考えると、プレッシャーが弱い環境で足先だけで上手くやっているだけなのではないかと感じています。だから、守備の文化をもっと育てて欲しい。ディフェンスのレベルを上げることによって対峙するオフェンスのレベルも相乗的に上がってほしいと強く感じます。

改善を求めたい日本のホイッスル
改善を求めたい日本のホイッスル

そして、世界と比べて、日本でのディフェンスを緩くしてしまっている文化の要因の一つにホイッスルが挙げられます。正当なタックルも日本だと頻繁に笛が吹かれてしまっているので、そこは明らかなファウルと正当なる激しい守備はしっかり区別し、正当なチャージ、タックルには笛を吹かないで流す審判の基準がもっと必要だと思います。「これくらい激しくやると日本ではファウルを取られてしまうんですよ!」とスペインに来る日本の少年や若者が口々に言うのですが、ジャッジの基準も十分に改善の余地があると言えるでしょう。

■日本の大学生でもスペイン3部で「やれる」が、それは練習だけでの評価…

――植松さんの会社は毎年、明治大学サッカー部の選手を複数名受け入れていらっしゃいますが、日本の大学生をスペイン3部に入れてプレーさせた時の様子やその後の変化について教えて下さい。

明治大の中でもスペインに来る選手たちは特に伊澤千秋総監督、神川明彦監督が評価している選手ですから、元々上のレベルに対応するポテンシャルがある選手たちだと思います。主に3部のチームでトレーニングしてもらっていますが、トレーニングの部分では問題なくこなして、むしろトレーニングの量としては物足りないようです。

大学の1部リーグの中でもポテンシャルが高い選手は「3部でもやれる」という評価を受けて帰国しますが、公式戦には出ていないので練習の上だけの評価の為、公式戦でのパフォーマンスを是非見たいところですね。というのも、スペイン人は最後のゲーム形式のメニューはガチンコでやりますが、他の練習を目一杯やらない面があるので練習だけでは評価できませんし、公式戦になるとスペイン人はとたんにスイッチが入るので、その中でどこまで出来るのかが本当の意味での評価です。

練習だけの評価は、日本人は一生懸命やるので技術的にも体力的にも、得に明治大学の場合、ハードワークできないと神川監督には使われない環境でプレーしていますから、フィジカルの面でも激しくやれています。総体的には、好評価を得ています。前回スペインに来たある2選手は、3部のバダロナというチームで、「今すぐ使いたいからチームに残れないのか」という話になったのですが、彼らはまだ大学1年生と2年生であり、クラブには「(大学を卒業する)2、3年待つしかない」と伝えました。すると、クラブは「2、3年待ったら彼らは22歳になってしまうのか……。そうすると厳しいな……」という反応になっていました。

数多くの日本人選手をバルセロナで受け入れてきた植松氏(右)
数多くの日本人選手をバルセロナで受け入れてきた植松氏(右)

――トレーニングにおける彼らの戦術理解度、ポジショニングは如何ですか?

言葉の問題もありますから基本的に見よう見真似でやるよう指示しています。複雑なルールのメニューの時は困っていますが、基本的に言われたことはしっかりこなそうとしているので一旦理解してしまえば、良くも悪くもむしろ生真面目なほどにこなします。その点にスペイン人監督は驚いて、「スペイン人は指示したことをしっかりやってくれないから日本人は規律があっていい」という評価を受けます。ただ逆にずっと使っていくと、「言われたことはこなすけど、それ以上のひらめきはないね」と言われてしまいます。監督たちもそういったひらめきがある前提で選手を見ているので、「あれっ」と拍子抜けしてしまい、そこからは徐々に評価を下げていってしまう傾向が、日本人選手にはあります。

後半に続く)

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【プロフィール】

植松慶太(うえまつ・けいた)

1972年生まれ。MGF社代表。日本サッカー発展の一助となる為、2002年より渡西。日本とスペインの橋渡し的な役割を演じる為、日々奮闘中。RFEF(スペインサッカー連盟)発行FIFAプレイヤーズ・エージェントライセンス保持。現在はMGF社(Movement Global Football.S.L.)の代表として、日本とバルセロナを拠点に活動しながら、スペインでの短期留学やチーム遠征、バルセロナでプレーする高校生以下の日本人選手のサポート業務など多岐に渡る海外サッカービジネスを手がけている。

会社HP:http://www.barcelona-mgf.com/

【お知らせ】

植松慶太氏がゲスト出演するトークイベント

「アギーレに期待する前に日本サッカーが考えるべきこと」

11月21日(金)19:00~20:30@渋谷

詳細&申込はこちらから

サッカージャーナリスト

1977年、京都府生まれ。早稲田大学教育学部卒。スペイン在住5年を経て2010年に帰国。日本とスペインで育成年代の指導経験を持ち、指導者目線の戦術・育成論を得意とする。媒体での執筆以外では、スペインのラ・リーガ(LaLiga)など欧州サッカーの試合解説や関連番組への出演が多い。これまでに著書7冊、構成書5冊、訳書5冊を世に送り出している。(株)アレナトーレ所属。YouTubeのチャンネルは「Periodista」。

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