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1ヶ月ぶりに1軍復帰の17年目 古巣相手に決勝打を放つ<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
8回に決勝タイムリーを放ったイ・ヒョンジョン(写真:キウムヒーローズ)

25日のKBOリーグは4試合が18時開始、コチョクスカイドームのキウムヒーローズ-LGツインズのみ14時開始で行われた。

キウムは4-2でリードの8回表に2点を喫し、4-4の同点にされた。しかしその裏、キウムは1死一、二塁とすると4回に11号3ランを放った4番チェ・ジュファンが左中間にヒット。満塁とした。

2死後、6番イ・ヒョンジョンがサードの右を破るヒット。二者が還って6-4としてキウムが再び2点リードした。

キウムは9回表、LGのクリーンアップを迎えた守りを8回途中から登板の抑えチュ・スンウが3人で締めてゲームセット。8回のイ・ヒョンジョンの適時打が決勝打となったキウムが勝利した。

映像:イ・ヒョンジョンの決勝タイムリー(KBO公式YouTubeチャンネル)

◆「ファームから復帰の35歳が決めた」

決勝打を放ったイ・ヒョンジョンはプロ17年目の35歳。7月の成績は23打数1安打で、7月25日からファームでの調整となっていた。今月23日に約1ヶ月ぶりに1軍に復帰。古巣LG相手の3連戦にいずれも先発出場し、3戦目に4月14日以来の打点、決勝打で結果を残した。

◇8月25日(日)の結果

・トゥサン 1 - 3 ハンファ(チャムシル)

 勝:リュ ヒョンジン

 敗:バラゾビック

・キウム 6 - 4 LG(コチョク)

 勝:チュ スンウ

 敗:キム ジンソン

・SSG 4 - 3 KT(インチョン)

 勝:ノ ギョンウン

 敗:クエバス

・サムソン 10 - 5 ロッテ(テグ)

 勝:ウォン テイン

 敗:キム ジンウク

・NC 8 - 2 KIA(チャンウォン)

 勝:ヨキッシュ

 敗:ファン ドンハ

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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