浜松市といえば「うなぎの町」として知られており、街中には多くのうなぎ屋さんや、うなぎにちなんだ、お土産が取り揃えられとえります。つまり「うなぎ」に関しては味は確かであり、舌も肥えていると言っても過言ではございません。そんな中、某ドラッグストア内であろうことか498円で売られている「うな丼」があった。どんなものか、さっそく食べてみました。

498円の「うな丼！？」

498円の「うな丼」は、某ドラッグストア内の惣菜コーナーで販売されております。販売元は「心夢ひとつ星デリ」とされております。

「心夢」は「株式会社MHホールディングス」の系列であり、惣菜・弁当の製造・販売業を行う部門。なお本社は福岡県にあり、浜松市の企業ではないようです。

そんな「心夢」が販売する「うな丼」は498円。いったいどんなものか、うな丼といえば格安だったとしても900円ほどはする。しかし今回はその半額に近い。もちろん人生で最も安いうな丼であり、興味はそそられます。

さっそく食べてみた

ではパッケージを開けてさっそく中を覗いてみます。中身はうなぎの切れ端２枚と、たまご、大葉、あとはうなぎのタレがかかったご飯というシンプルな構成。見た目はシンプルながらもこの色や艶は本当にうまそう。

なお、調味料は入っていないのでお好みで調味料を用意するといいかも。今回は、自前で用意した「山椒」をくわえてみたところ、ぐっとそれっぽくなった。この時点で美味しそうな「うな丼」の香り。

では、いただいていきます。

まずは「うなぎ」。うん、見た目よりかなり肉厚。もちろん、お店の味……には遠く及ばないものの、しっかりとした食べ応えがあり、うなぎの味を十分に噛み締めることができます。

「ふわっ」としたものではなく、かなり歯応えがある印象。骨も少なく、食べやすさは十分であります。

また、ご飯にかかったタレは美味しく、「うなぎ」との相性も抜群。

では、以前駅で売られている「鰻弁当」（1,500円）を買ったことがあるが、それに比べるとどうか。

その場合は、やはり駅の弁当の方が、出来立て感を感じられ、浜松の人には食べ慣れた味わいとなっているのかもしれません。

この498円のうな丼は、あくまでその価格内で実現された「うな丼」であり、それ以上を求めることは、望んではいけないのかもしれません。価格帯としては十分。

どうしても「うなぎ」が食べたい。安く食べたい、という方にはピッタリの商品なのかもしれませんので見つけ次第購入してみてください。