【松山市】2023年10月1日から伊予鉄道と伊予鉄バス値上げ。電車初乗り200円、バスは220円に。
伊予鉄道と伊予鉄バスが2023年10月1日から値上げ予定です。
どのくらいの値上げ?
現在市内電車、郊外電車ともに初乗り運賃は180円です。それぞれ20円引き上げられ、初乗り運賃は200円となります。路線バスの初乗り運賃は40円の値上げ、220円になります。
伊予鉄のHPによると、定期、定期外を合わせた改定率は郊外電車平均5.0%、市内電車で平均11.1%。バスでは距離に応じた区間運賃が最大で200円上がり、改定率は平均23.2%となるそうです。通勤、通学、通院などで定期的に利用されている方にとっては少なくない影響です。
値上げの理由
伊予鉄道は2021年、伊予鉄バスは2022年にそれぞれ10円引き上げています。初乗りの値上げは2020年以降で3度目。度重なる値上げの背景には、エネルギー価格の値上がり、長期的な人口減少に伴う減収への懸念があるそう。
松山市で2023年に値上げしたもの
- JR四国の運賃
初乗り運賃が170円から190円になりました。値上げ率は区間によって異なりますが、最大510円上がりました。JR四国の運賃値上げは、消費税増税の改定に伴う値上げを除くと、1996年以来27年ぶり。
- 水道料金
2023年4月1日より、22年ぶりに値上げされています。南海トラフ地震に備えて水道施設の耐震化や老朽化に伴う更新が必要なのと、電気料金の高騰により水道施設を稼働させる経費が上がっているためだそうです。
今回の電車やバスの値上げ後は、市内電車は新型低床車両になっていったり、バスもEV車両を導入するなど、サービス面も向上していく予定とのこと。各地で廃線などが問題になっているので、どうにかわずかな値上げで保線していってほしいですね。