2020年秋に牡蠣専門店としてリニューアルした「牡蠣 basara」は、2021年6月からは「じげもんちゃんぽん 昼の陣 於 牡蠣 basara」という店名で、昼限定のちゃんぽん専門店として営業しています。

コロナ禍をきっかけに飲食店の様々な工夫が見られますが、「牡蠣basara」の店舗内で、昼はチェーン店の「じげもんちゃんぽん」を営業するというユニークな二毛作業態を取っているそうです。

さて、そのちゃんぽんですが、1日に欲しい野菜を1杯で摂れるという野菜たっぷりの麺料理です。すぐ食べられるので忙しい日のランチにもぴったりです。テイクアウトもやっているそうです。

基本のメニューはベーシックな白ちゃんぽん、山椒やラー油の入った痺れる辛さの紅ちゃんぽん、焦がしにんにくから作る 黒マー油と粗挽き黒胡椒でコクと刺激をプラスした黒ちゃんぽん、パリパリ麺に野菜あんかけののった皿うどんの4種類。

今の時期は​秋限定のメニュー、4種のきのこちゃんぽんもあります。

食べたい量によって、小サイズ、中サイズ、大サイズ、特大サイズのなかから選べるのはいいですよね。

私はやはりベーシックな白ちゃんぽんが好きです。一度小を食べたら食いしん坊な私にはちょっと物足りなかったので、しっかり中サイズを食べます。

野菜は毎日店内でカットし、高火力で一気に炒めているため、食感はシャキシャキ。もやし、にら、人参、キャベツ、豚肉、さつま揚げ、かまぼこなど、いろいろな野菜や具材が入っています。

純白のスープは、厳選された豚骨を超高火力で長時間炊き込んで旨味やコラーゲンを抽出しているそう。飽きのこないまろやかな味です。

シャキシャキ食感の野菜とは対照的に、麺はコシのあるもちもち食感で、食べ応えがあります。

途中で味の変化を楽しむなら、テーブルに置かれたにんにくラー油や胡椒、秘伝のあご出汁特製かえし、お酢などを入れて自分好みのオリジナルの味を楽しむこともできます。

そのほか、卵や野菜増し、肉増しなどのトッピングもあります。おじやセットを注文して、シメにおじやにするのもいいですね。

ちなみに夜の「牡蠣basara」の牡蠣食べ放題もとてもすばらしかったです。下の写真は2020年の秋に行ったときのものですが、生牡蠣と蒸し牡蠣、牡蠣フライが食べ放題。それに牡蠣の土鍋ご飯がついていました。

蒸し牡蠣をこんなに食べたのは生まれて初めてだったかもしれません。生牡蠣派ですが、蒸し牡蠣もおいしいですね。

牡蠣フライも立派です。これでもう一生分の牡蠣を食べたかなと思いましたが、牡蠣好きなのでまた食べに行きたいと思っています。

昼は「じげもんちゃんぽん昼の陣」、夜は「牡蠣basara」と2つの顔を持つお店です。どちらもおすすめなので、機会があったら訪れてみてくださいね。