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【一宮市・大和町】土壌からこだわる安心安全なオーガニック野菜を『収獲体験』できるファームがあります♬

にったようこWebライター・ブロガー(一宮市)

 こんにちは!地域情報エキスパートライターのにったようこです。一宮市大和町福森に畑を通じたコミュニケーションを楽しんでいらっしゃる男性がいます。いったいどんな人なのでしょうか?

 一宮市大和町福森にお住いの松崎さんは、スーパーでは見かけないちょっと珍しい野菜や日頃よくある野菜まで、農薬を使わず土づくりからこだわり、籾殻堆肥(もみがらたいひ)の畑を心を込めて作っています。そして、その畑で育てた野菜を皆さんに収穫してもらう「収穫体験」を実施しています。最近では無人販売もスタートして、少しずつ口コミで噂が広まり、その輪が広がっているようです。

畑仕事を始めたきっかけ

◆土壌改良から無農薬にこだわり

 最初は、ご近所のご好意で畑を借りて野菜作りを始めた事がきっかけだそうです。はじめは、野菜を作ることには興味がなかったそうですが、コロナをきっかけに、健康の事や生き方などについて考え方に変化があり、「せめて自分の子供たちの口に入る野菜は安心安全なものを」という思いが生まれたそうです。また更に無農薬にこだわり、籾殻堆肥の土で野菜作りに励んでいます。

籾殻堆肥とは?

土が固いと植物は根を張ることができません。籾殻(もみがら)は肥料ではなく土壌改良資材の1つで、非常に固い有機物であるため微生物に分解されにくく、土壌改良資材として使用されているものです。籾殻を使って堆肥を作り、土に混ぜることで排水性や通気性をアップさせることができたり、固い土をフカフカにすることができます。籾殻が物理的に土と土の間に挟まるため、土が締まりにくくなります。植物の根張りをよくさせるためにも、籾殻をすき込みフカフカな土を作ることで植物の根張りをよくさせ、良質な野菜ができるのです。

籾殻堆肥で土からこだわり無農薬野菜作りに励んでいます。
籾殻堆肥で土からこだわり無農薬野菜作りに励んでいます。

 日頃、様々な食品を何気なく食べている私達ですが、例えばその野菜の旬の季節や、収穫できるまでの間、どのような手入れがされて商品となり、流通されているのか?あまり考えたことがないですよね。

現在3つの畑で野菜を育てています。
現在3つの畑で野菜を育てています。

珍しい!!赤じゃが 黒いじゃが

ここで、ちょっと問題です。

季節の野菜は言えますか?根菜、葉野菜、実野菜の区別は分かりますか?

【夏野菜】きゅうり、なす、トマト、ピーマン、オクラ、ズッキーニ
【冬野菜】大根、白菜、ブロッコリー、長ネギ、れんこん、ほうれん草

【根菜】じゃがいも、人参、ゴボウ、大根、サツマイモ、サトイモ
【葉野菜】レタス、白菜、キャベツ、小松菜、玉ねぎ、ニラ
【実野菜】トマト、枝豆、かぼちゃ、唐辛子、なす、ピーマン

収穫した夏の野菜・トマト、きゅうり、とうもろこし、すいか
収穫した夏の野菜・トマト、きゅうり、とうもろこし、すいか

へぇ~知らなかった!!

 上記のように、日ごろから食べている野菜が、どの季節に収穫されるものなのか?土の中にできるのか?花が咲いてから穫れるのか?・・・など、意外と知らない方も多いのではないでしょうか。世の中の大半は、スーパーなどで買った野菜を調理して食べていると思います。大人でも知らない事、学校では習わなかったことってたくさんありますね。

収穫を通して知ることができる

◆収穫をお客さんにしてもらう収穫体験

 松崎さんの試みでは、スーパーでは見かけないちょっと珍しい野菜やよく使う野菜なども積極的に育て、収穫をお客さんにしてもらう収穫体験を実施しています。日ごろから食べている野菜が、どの季節に収穫されるものなのか?土の中にできるのか?花が咲いてから穫れるのか?等、大人でも意外と知らない事や、学校では習わない子供達へ収穫体験を通じて楽しい学びの場として皆さんに定評がありこの収穫体験が口コミで浸透しているようです。

自分で収穫したお野菜は特別に美味しいよ!!
自分で収穫したお野菜は特別に美味しいよ!!

◆無人販売所

 収穫した野菜は、無人販売所でも販売しています。安心安全な土で育った新鮮な無農薬野菜が並ぶ販売所があるのは羨ましいです。

白い茄子が珍しいですね
白い茄子が珍しいですね

人と人とのふれあいの大切さ

◆世知辛い世の中

 松崎さんは、小さな農業を始めてから、改めて人と人との繋がりが希薄になっていることを実感したそうです。畑作業をするようになってからは、ご近所の方々が困ったときに手助けしたり、逆に助けてもらったりと、良好なコミュニケーションを取れるようになってきたと言います。今、核家族化が進み家族とは言えども人と人が関わる機会も少なく、コミュニケーションを取ることに消極的な世の中になってしまっているので、本当に良いことだなと思いました。

将来の夢

 そして、将来はお子さんたちが通う「大和西小学校」の学校給食を、自分の手掛けた安心安全な無農薬野菜で食べてもらいたい。という夢があるそうです!!素晴らしい夢ですね☆叶ってほしいです。

「つながり」を大切にしたい

 自然災害も増えてきているこのご時世で、やはり家族、友人、近隣、自治体、行政なども含め「つながり」を意識的に重視していく事ってとても大切だと思いました。松崎さんの活動はそんな地域の人たちとの繋がりを広げていくためにも役立つ活動になっているのではないかと思います。

 暮らしの中の小さな豊かさを感じながら、地域に関わる人たちの多様性を大切に、人と人との繋がりを感じられる場所を作っていくことができる拠点になっていくことを願っています☆

概要

OWL FOREST FARM

ご自身で畑のお野菜を収穫していただく体験型ファーム

スーパーでは見かけないちょっと珍しい野菜やよく使う野菜までJASの認定は無いですが農薬を使わず、籾殻堆肥で心を込めて育てています。ご自身で畑のお野菜を収穫していただく体験型ファームです。

住 所 愛知県一宮市大和町福森井戸畑10-4
    ファームオーナー 松崎一輝
Instagram

収穫体験等の詳細のお問合せはInstagramのメッセージよりお願い致します。

Webライター・ブロガー(一宮市)

日頃、西尾張地区を走り回っている50代ミセス。いつもお出かけするたび、写真を撮って楽しんでいます。グルメやスポット情報など一宮市をもっと深堀し皆様に「行ってみたい・見てみたい」という興味をそそるような情報をお届けしたいと思います。そんな私の座右の銘は「経験は宝」何事もチャレンジ。人生一度きりですもん。

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