【市川市】歴史好き・城好き女子の間でも話題沸騰 御城印の世界~国府台城 国府台~
近年ブームになっている御朱印。神社仏閣への参拝の証として、墨書きの神社仏閣の名称や神様仏様の名前などと印によるものを頂くものです。
もともとはお寺に納経をしたときの証としての「納経印」が由来とされており、現在の形になったのは江戸後期から明治期ではないかと云われています。その御朱印に続くともいわれ、最近話題になっているのがこの御城印。
参拝時に書いていただく御朱印(直書き)とは異なり、多くはすでに印刷されたいわゆる「書置き」。城を訪れた記念としての位置づけで全国の城や城跡、館跡などを含んだものが発行されています。城跡などについては、最寄りのお土産店や道の駅、観光案内所等で販売されているようです。
そこで我が市川市についてはどうか。1件、国府台城が。国府台城はご存じ現在の里見公園のこと。1478(文明10)年、太田道灌が築いたとされ、その後足利義明が構え北条氏綱と。さらに北条氏と里見氏が戦を繰り広げた歴史があります。
国府台城の御城印は、絵葉書サイズの少し厚いコート紙でできています。道の駅いちかわと、いちかわ観光・物産案内所で購入可能。
道の駅いちかわでは、レジで御城印を頼めば300円で購入できます。購入したからには現地に赴かなければ。里見公園には碑や案内板があり、園内の地形も城跡を偲ばせる立体構造。
さらに御城印には説明書きが同封されており、印のデザインには足利義明の雄姿を描いた絵をモチーフに第一次国府台合戦の足利氏と北条氏の家紋を上部に。第二次国府台合戦の里見氏と北条氏の家紋を下部に配置していると書かれています。
毛筆のフォントが特に格好良くて素敵です。
【国府台城=里見公園】
住所:市川市国府台3-9
駐車場:あり(無料、8:00~17:00)