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お取り寄せ可。温かい珈琲に合いそうな、こし餡たっぷりの黒糖温泉まんじゅう【関東のお土産和菓子】

decocookie和菓子研究家
箱根、小田原銘菓の箱根のお月さま

気づけばもう師走。今年は温かい日が続いて季節を忘れてしまいがちですが、ふとした時に冬の寒さに身を縮め、温かい飲み物が飲みたくなることはありませんか。

今回ご紹介する和菓子は、寒い季節に飲みたくなる温かい珈琲やお茶に合いそうな和菓子、神奈川県の箱根・小田原の名物「箱根のお月さま」です。

箱根、小田原銘菓、菜の花のつくる箱根のお月さま
箱根、小田原銘菓、菜の花のつくる箱根のお月さま

作っているのは菜の花さん。箱根や小田原に店を構える温泉饅頭やどら焼きなどの和菓子が人気のお店です。取り寄せが可能だったため、8個入りの箱を取り寄せてみました。

温泉饅頭の季節と言えば冬を思い浮かべる方が多いとは思いますが、まんまるお月さまがデザインされたパッケージと商品名から、十五夜頃の秋の贈り物としても良さそうですよね。

箱根のお月さまの原材料等は下の通り。

菜の花、箱根のお月さまの原材料名等
菜の花、箱根のお月さまの原材料名等

掛け紙を外すと中は華やかな色味の箱。表面には菜の花さんのロゴが描かれています。

菜の花、箱根のお月さまの内箱
菜の花、箱根のお月さまの内箱

箱を開けるとお菓子の説明やお店のリーフレットなどがあります。

リーフレットなどが同封された菜の花、箱根のお月さま
リーフレットなどが同封された菜の花、箱根のお月さま

菜の花、箱根のお月さまに同封されていた説明文等
菜の花、箱根のお月さまに同封されていた説明文等

お饅頭は一つずつ透明フィルムに包まれています。

ひとつずつフィルムで包まれた菜の花、箱根のお月さま
ひとつずつフィルムで包まれた菜の花、箱根のお月さま

一つ取り出してみます。満月の下にまんまるのお饅頭が見えます。

満月のイラストの下にまんまるお饅頭が見える菜の花、箱根のお月さま
満月のイラストの下にまんまるお饅頭が見える菜の花、箱根のお月さま

お菓子を包んでいたフィルムを剥がすと柔らかそうな生地の黒糖饅頭が現れます。

柔らかそうな饅頭生地の菜の花、箱根のお月さま
柔らかそうな饅頭生地の菜の花、箱根のお月さま

底面からは中のこしあんが透けて見え、あんこがたっぷり入っているのが分かります。

底面から中のあんが透けて見える菜の花、箱根のお月さま
底面から中のあんが透けて見える菜の花、箱根のお月さま

お饅頭の皮は柔らかく、指で押すと皮の表面が浮いてしわが寄ります。しっとりと水分を多く含んでいる生地です。

柔らかい饅頭生地の菜の花、箱根のお月さま
柔らかい饅頭生地の菜の花、箱根のお月さま

お店の説明によると、昔ながらのやわらかな飽和蒸気を取り入れ、20分ほど蒸しあげることにこだわっているとのこと。そうすることで充分に水分を蓄えた皮はしっとりと餡となじみ美味しくなるのだそう。

箱根のお月さまをナイフでカットしてみます。

菜の花、箱根のお月さまをナイフでカットする
菜の花、箱根のお月さまをナイフでカットする

断面はこのようになっていました。

菜の花、箱根のお月さまの断面
菜の花、箱根のお月さまの断面

柔らかくしっとりとした生地は薄めで、こしあんがたっぷり入っています。頂いてみるとなめらかでこくのあるこしあんが、黒糖風味のしっとり生地と合わさってとろけるような美味しさ。温かい珈琲やお茶に良く合いそうです。

この箱根のお月さまに使用されている素材は、埼玉近郊の小麦粉、徳島の和三盆糖の蜜、沖縄でも質の高い波照間の黒糖、沖縄の塩ぬちまーすを使用し、北海道十勝産の小豆を使った餡は本社工房の美味しい井戸水でよくさらしたものを使ってつくるのだそう。小さめの温泉まんじゅうの中にお店のこだわりが詰まっています。

箱根や小田原のお土産としてだけでなく、菜の花さんの公式サイトからもお取り寄せが可能ですので、この時期の贈りものやお茶菓子、珈琲のお供としていかがでしょうか。

ショート動画(42秒)でもお菓子の質感を撮っています。購入される際のご参考にどうぞ。

今回ご紹介したお店とお菓子
菜の花
箱根のお月さま8ヶ 1,000円(税込)

和菓子研究家

YouTubeにて日本のお菓子と菓子作りを海外に紹介する菓子専門チャンネル「decocookie channel」を運営。伝統的な日本の菓子づくりだけでなく、今現在、海外で人気のある日本の菓子や知育菓子まで、幅広い日本の菓子を紹介しています。Yahooでは、奥深い和菓子を様々な角度からご紹介できればと思っています。

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