10月14日、横浜ハンマーヘッド２階に「蕎麦 菫（そば すみれ）」がオープンしました。みなとみらいの海を望むおしゃれな蕎麦屋で、こだわりの蕎麦やアレンジのきいたつまみ、お酒を楽しめるハイセンスなお店です。

今回メディア試食会で取材することができ、お店の魅力にふれてきましたので紹介します。

菫色のタイルと木のぬくもり、高級感のある美しい内装

菫色と明るい木目を基調とし、金色をアクセントカラーに使った、モダンなインテリアとなっています。ライブ感のあるカウンターは、テーブルに奥行きがありゆったり座れます。キッチンと向かい合うような形でダイニング、テーブルソファー席が並びます。

インテリアデザインを手掛けたのは、日本国内のみならず、ニューヨークや香港など、海外でも多くのプロジェクトを手がける森田恭通氏。高級感のある、落ち着いた大人の空間となっています。

店の奥には豪華な雰囲気の個室（８名）もあります。

また、ペットフリーのテラス席も８席あります。この日は残念ながら雨が降っており、分かりやすい写真が撮れませんでしたが、海が目の前で観覧車やランドマークタワーなど、みなとみらいを一望する気持ちの良い席になっています。

その季節で最良の国産蕎麦粉を使用する二八蕎麦

店内で打つこだわりの手打ち蕎麦は、北海道、茨城、長野など、季節に合わせて最良の国産蕎麦粉を使用。素材にこだわった細麺です。

また、蕎麦のおいしさを引き立てる蕎麦つゆが特徴。鹿児島県から取り寄せた2年熟成の厚切り枯節でしっかり出汁をとり、二種類の醤油とオーガニックの砂糖で作っているそう。大将の豊田氏が修行をしていた薮スタイルで、塩辛いキリリとしたつゆになっています。

バリエーション豊かな蕎麦メニュー

冷たいせいろや、温かいかけそばはもちろん、三種類の味をたのしめる三味蕎麦、天ぷら蕎麦や鴨南蛮など、蕎麦好きが大満足のメニュー展開です。

鴨がゴロゴロと何切れも入っている鴨せいろを試食させていただきました。きのこやつみれも入っており、しょっぱめのつゆとよく合います

薮スタイルは蕎麦の味が濃く、それに合わせてつゆも塩辛いのが特徴です。江戸時代に職人や商人が仕事の合間にさっと食べるため、または汗をかいて仕事をする町の人のために塩分を濃くしたとも言われています。

菫の蕎麦も、つゆに1/3程度つけて食べるのが美味しくいただくポイントとなっています。

こちらは３つの味が楽しめる蕎麦。出汁をそれぞれの器に入れ、とろろ蕎麦やくるみ蕎麦、辛味そばの三種類でいただけます。

焼き物やあて巻きなど創作つまみも充実

蕎麦菫は蕎麦だけでなく、食事も楽しめる和食レストランとしても魅力的です。

代表的な蕎麦前メニューを試食させていただきました。自家製青唐辛子の蕎麦味噌や、イワシの唐辛子煎～葉唐辛子と山椒塩～など、どれもパンチが効いています。

こちらは馬肉の辛味噌ユッケ。後からしっかり辛味を感じます。蕎麦菫では「日本の辛味」を多用。ワサビや唐辛子、柚子胡椒や辛子など、日本各地からこだわりの辛味スパイスを集め料理のアクセントとして使用しているそう。

こちらは山椒オイル。鴨せいろに添えられていて「味変としてお好みで」ということでした。「蕎麦菫は日本の辛味スパイスの魅力を伝えていきたい」というお話でした。

蕎麦とお酒の新しい楽しみ方も提案

日本酒や焼酎はもちろん、自社醸造のナンバーエイトジンで作る和食にぴったりのレモンサワーなど、幅広いお酒を取り揃えています。ハイボールやビール、オーガニックワインや日本ワインなど、蕎麦を中心とした粋な食事を引き立てるということで、お酒好きな方にもたまらないお店です。

※今回の記事は取材時に試食をいただきました。本記事制作にあたってはガイドラインに基づき公平中立に制作しています。