【横浜市中区】駅から徒歩30秒の隠れた名店・こだわりの餃子とビール・おでんと日本酒でノドを潤す
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横浜市地域情報クリエイターのみうけんです!
暑い夏にげんきをくれる餃子とビールの通称ギョービー、日本酒と合わせてじっくり楽しみたいしみしみのおでんが欲しくなる時ってありますよね。
そんな時にピッタリな静かな空間を求めてやってきたのは、JR山手駅。
改札を出て徒歩30秒の駅裏にひっそりと営業されている、文字通り隠れ家のような居酒屋さんがあります。
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そのお名前は、「餃子酒場 風鈴家」さん。(公式Instagram)
山手駅前という立地にありながら、路地の奥にちょっと入ったところの隠れ家的なお店なんですね。
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ワクワクしながら店内に入ると、まず目に入るのはカウンター×4席。
みうけんは1人か、妻ちゃんと2人で飲むことが多いので基本カウンター派です。
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もちろん、テーブル席も4人卓と2人卓がありますね。
出来たばかりのお店なので、清潔感もあって居心地が良いですねぇ。
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このお店は女将さんと料理長さんの二人三脚で切り盛りされているんですが、このお2人のオススメされるお料理は全部試してみたいな・・・と言うことで、ワクワクしながらヘッドスライディングする勢いで駆けつけた次第です。
このお店のウリは、何と言っても
1、こだわりの黄金比率で食感を楽しむ渾身の焼き餃子。
2、利尻昆布と魚介の出汁でじっくり煮込んだ自慢のおでん。
3、麺にこだわり抜いた独自のもっちりさがウリの焼きそば。
この3つは、是非とも試して頂きたいメニューです。
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▼餃子(5個390円×3)
▼一番搾り 生 中ジョッキ(590円)
さっそくカウンターに座って、まずは魔法の合言葉「ギョービー」でスタートしました。
ハマっ子であるみうけんにとって、おビールが横浜発祥のキリンさんである事はポイント高いです。
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そして、このジョッキに注がれた泡とビールの比率の良さにグッときます。
嗚呼、この1杯がなければ、日々なんのために働いているのか。
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ちなみに、こちらの餃子にはニンニクが入っていないので、翌日がお仕事だろうがおデートだろうが無問題。
しかし、ニンニクが欲しかったら別添えで生の刻みニンニクを頂けるというのも嬉しい配慮ですねぇ。
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ウリの餃子は、皮がカリッカリな焼き加減。
オコゲと羽が少しずつついていて、それがまた良いアクセントになっているんですね。
![(お店からの提供画像)](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/miuken/article/00525242/internal_1689382440942.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
肉と野菜の比率もこだわりにこだわっているそうです。
お肉のむっちり感と肉汁ウマウマ感、さらに野菜のシャッキリ感とみずみずしさをうまく調和させたアンなのですね。
そこに生姜がバシッと効いていて爽やかなので、いくらでも食べられてしまいます。
この日も3皿ぶん15個、ペロリといただいてしまいました。
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▼手羽先(2本390円×2)
ビールにスバラしく合うこのおつまみは、衣を使わずにあえての素揚げ。
そのため、皮のパリッと感がよく活きています。
我を忘れてガブッとかぶりつくと、パリッと揚がった皮目の中からあふれる肉汁に思わず笑顔になれてしまう・・・。
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やー、ホントに骨つき肉の美味しさったら、ね〜ぇ。
ただし子供がいるときに注文するのは要注意ですよ。
美味しくて子供にも食べやすいので、アッと言う間に食べ尽くされてしまうでしょう。
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▼おでん盛り(1460円)
おでんは何になさいますか?→全部気になります!!
という会話の果てに、「オススメを3〜4つ盛られているのかな?」と気安く注文してしまったのですが・・・驚異のおでん全種類でした。
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そして、実際に目の当たりにすると、1つ1つが大きくてビックリします。
こんなに大きくて食べ応えのあるおでんは、見ているだけで嬉しくなりますねぇ。
おでんは大根・こんにゃく・がんもどき・たまご・イカボール・ちくわ・ちくわぶというラインナップ。
おつゆは昆布出汁と魚介出汁を活かしたもの。
このおつゆ、というかお出汁でじっくり煮込んだ手作りのおでんで、ホッコリとする味わいです。
特にお気に入りは、こんにゃく・大根・たまご・ちくわぶ・がんもでした。
こんにゃくは、田楽のように串刺しにしてあります。
プリッとした食感が楽しい、日本人で良かったと思える逸品。
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大根は、箸でスッと切れます。
そして、よ〜く眺めてみて下さい。
何筋も何筋も、丁寧に入れられた隠し包丁が丁寧なお仕事ぶりを物語っているんです。
この大根、味も染み染みで是非とも食べて頂きたい逸品です。
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たまごは、小さな頃からおでん界のヒーローでした。
最後の1個のたまごをめぐって、兄とケンカしている間に父に食われてしまう・・・そんな、昭和感満載の家庭だったみうけん家にとって、今でもおでんには必須のタネです。
プリッとした食感の黄身、しっかり奥まで染み込んだお出汁の優しい味わい。
最初はそのままで、次にカラシをつけて、日本酒にとっても合う優等生ですよね。
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ちくわぶは、関東限定のタネだそうですね。
このむっちりとした食感、もちもちな歯応えは、いくつになっても大好きな味。
ちくわとも、すいとんとも違った美味しさ。
この星形の断面に秘められた美味しさは、関東のおでんにはなくてはならない存在です。
関東のちくわぶがあるなら、横浜の花コンもあると嬉しいなぁ(希望
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がんもは、要注意ですよ。
気をつけてかぶりつかないと、汁がジャバババします。
美味しいお出汁をたっぷり吸い込んで、内から外から煮込まれたフワッフワながんもどき。
おでんといったらがんもどきは欠かせませんよね。これも必食です。
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▼ソース焼きそば(890円 目玉焼き乗せ+150円)
もうおでんでけっこう満足していたのですが・・・
こちらの焼きそばは麺にこだわっていると聞いて、気になって注文してみました。
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味付けはしっかりしたソース味で、刻んだお野菜がたっぷり入っています。
さらに上に目玉焼き(+150円)を乗せた、いかにも下町ちっくな焼きそばなのに、食べてみればわかる他との違いを試してみてください。
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料理長さんによると、この焼きそばのための特注の麺を使っているそうです。
他のお店でよく食べる焼きそばに比べて、麺のコシと弾力がかなりハッキリしています。
焼きそばの麺って、なぜか柔らかい事が多いですよね。
こちらの焼きそばは、単なる「麺かため」ではなく、素材から変える事によって、しっかりした食感を追求されているのだとか。
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◆◇◆後記◆◇◆
このお店は、JR山手駅の改札を出て徒歩30秒で到達できる、まさに「エキチカ」のお店。
そのアットホームな内装と、人当たりの良いお2人が丁寧に仕上げていくお料理たちは、多くの方々に知って頂きたいところです。
優しげな笑顔の料理長さんによると
「場所が目立たないので、まだまだ知られていないお店ですが、お料理の味には自信があります。毎日心を込めて作っているので、ぜひ皆様に知って頂きたいと思います」との事でした。
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このお店は日本酒にもこだわりがあり、季節によっていろいろな日本酒を仕入れていらっしゃるので、おでんに合うお酒を探しながら飲み比べをしてみるのも楽しいのではないでしょうか。
また、お支払いも各種クレジットカードに対応されているのも嬉しいところですね。
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今回紹介したお店は山手駅前の路地のおく、「餃子酒場 風鈴家」さん。
知る人ぞ知る、でも知ったら通いつめたくなる、そんな魅力にあふれたお店だったのでした。
お試しを!
餃子酒場 風鈴家 (公式Instagram)
045-900-0922
横浜市中区立野75 さくらビル 1F
営業時間 17:00~0:00
定休日 火曜日
※お店の情報・メニューなどは予告なく変更となる場合があります。
※レビューはあくまでも筆者の嗜好によるもので、皆様のお好みとは異なる場合があります。