京都生まれ京都育ち、生粋の京都人みやこです。京都は和菓子店がとても多い街、意外な場所で意外にも美味しいお店に出会うことができるのも楽しみの一つです。今回は西陣の老舗和菓子店から暖簾分けしたという山科の人気和菓子店を紹介します。

京都市営地下鉄東西線「椥辻駅」から徒歩3分、外環状線を北に上がったところにある和菓子店『京菓子司 芳治軒（よしじけん）』。西陣にある老舗和菓子店「塩芳軒」から暖簾分けされたお店です。

こちらのお店自体もまもなく創業100年を迎えるため、老舗と言っても過言ではありません。どこか懐かしい雰囲気の昔ながらの和菓子店という雰囲気で、とても清潔感ある店内です。

ショーケースには、比較的日持ちのするお饅頭や大福などいろいろな種類の和菓子が並んでいます。

ここ山科にも縁がある大石内蔵助にちなんだ「大石饅頭」がこちらの名物です。

「大石饅頭」162円（税込）
今回は名物の大石饅頭を購入しました。お饅頭の表面には大石家の家紋である二つ巴が浮き出ています。

饅頭の表面にあたる茶色の皮は和三盆糖が入っていてきめが細かくコクがあります。中には程よい甘さながら、深みのある味わいのこしあんが詰まっています。食べごたえもあり、おやつのお茶菓子としても、手土産としても最適です。

西陣にある老舗の和菓子店「塩芳軒」から暖簾分けされた山科の老舗和菓子店は、名物の大石饅頭だけではなく、今の季節にピッタリな桜餅や大福など種類豊富な和菓子を取り揃えています。気になる方はチェックしてくださいね。

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